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コンコンッ
静かな部屋にノック音が響く。すると、ドアから声が聞こえた。
「入れ」
「失礼します」
と、ドアを開けた。ドアからは金をそのまま溶かしたような絹のような美しい髪に、服はその金髪を目立たせるためにあるような黒いドレス。首元には真っ赤なルビーの宝石がキラリと輝いていた。
「お父様、御友人とお手紙が届いています」
「おっす!マネー」
「おぉ、赤ちゃん。・・・ん?手紙だと?」
と、机で書類とにらめっこしていた男が顔を上げた。
彼はミスターマネー。様々な事業を幅広く広げている青年。
かつて叔父に化けた闇金マフィアによって実家が1兆円の借金を負い、両親と妹を連れてかれた。
現在はその借金を全て返し、両親と妹を助け、メガネの呪いも現在は使いこなしている。そして、マネーは現在は有名な実業家の1人だ。
数年前に、妻はいたが、事故により、亡くしてしまう。
その、1人娘であるカネリは、父親の商売の才能も受け継いでいるが、戦闘の方に長けた才能があり、現在は部下であるピグリン達や赤ちゃんに教えて貰いつつ、戦闘の方もメキメキと上げていた。
そして、カネリと一緒にきた茶髪に緑目の青年はミスター赤ちゃん。かつて熊のDNAを植え付けられ、クマに育てられた赤ん坊だった。現在は山に篭もり、動物達とのんびり過ごしていた。今回はカネリの体術相手をしていたようだ。
マネーは手紙を開けた。すると、
「ハァーーーーーッ!!懐かしいなぁ!!友人からのパーティーの誘いときた!!」
「うるせぇ!!」
「お父様、少し声を抑えてください」
と、カネリは耳を塞ぐ。
マネーは口を抑え、「すまない」と謝罪する。
「お父様。友人からのパーティーとは、前にお父様のボディーガードをしていたという。バナナさんからですか?」
「おぉ、そうだが・・・よく分かったな」
そう聞くと、カネリは近づき、封筒を見せた。
封筒には、二丁拳銃のシーリングスタンプが着いていた。
「この二丁拳銃のシーリングスタンプを使う人なんて、バナナ王国の国王、バナナさんしかいません。この前、インタビューで「思い出のあるもの」と答えていたのを覚えていました」
「さすが俺の娘ぇ!」
「ちょっ!お父様!!髪が崩れる!!」
と、マネーはカネリの頭を撫でた。思わず口調も外れてしまう。カネリは髪を整えながら、聞いた。
「にしても、懐かしいぁ・・・なぁ、赤ちゃん」
「そうだなぁ・・・すまない先生や銀さん達元気かなぁ」
と、マネーと赤ちゃんは少し懐かしそうに笑っていた。
「・・・お父様、せっかくなので参加してはどうですか?どうせお仕事があるからと断る気だったでしょう?」
そう聞くと、マネーは目を丸くした。
「な、何故分かったぁ・・・」
「カネコ叔母様から聞きましたので」
と、ドアを指さすと、ドアからカネコが笑顔で笑っていた。
「カネコめぇ・・・」
「お兄様は少し休んでも誰も文句いわないよ〜仕事の調整はこっちでやるから、ね?」
と、カネコは笑顔で答えた。マネーはしばらく唸り、答えた。
「そうだな・・・久しぶりにアイツらにも会いたいし・・・よし!参加するか!!」
「おぉ!俺も行くぜ!!」
と、マネーと赤ちゃんはそう答えた。それにカネリはカネコにグッと親指を立てた。