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零夢😈🖤
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りな
アナタって何時もそうよね 。
人の気も知らないで 、 簡単に 。
「 好きだよ 」だなんて 。
私みたいな馬鹿が勘違いしちゃうじゃない 。
アナタってよく笑うのね 。
風になびくアナタの髪 。
空に響くアナタの声 。
私は嫌いじゃないけどね 。
アナタって諦めないのね 。
「 本当に愛してる 」だなんて 。
本当かなんて誰も分かりはしないのに 。
でも私はアナタに委ねたの 。
アナタって涙脆いのね 。
フィクションで感動なんて 。
アナタの顔に流れる雫 。
ぽつぽつと光ってるの 。
その光はいつか私を照らしてくれるの ?
そんな妄想で心解かれたの 。
あなたって抱え込むのね 。
どんなあなたでも嫌いにならないのに 。
髪が抜けたって 、 やせ細ったって 。
たとえ余命がきまったって言われても 。
私はあなたを最期まで好きでいるわ 。
あなたって私の前では泣かないのね 。
はじめは弱みもみせてくれたのに 。
他に合わせてばかりで呆れる 。
あなた自身は ? 自分のことを優先してよ 。
今しか見れない”現実”を 。
私と一緒にみてよ 。
あなたって静かになったのね 。
元気な姿も 、 笑顔も 。
ひとつもみせてくれないのね 。
私が届けれるのは声だけなの 。
言葉しか届けられないから 。
私の言葉を素直に受けとって 。
私に不満を全てぶつけて 。
あなたの姿が私の原動力なの 。
あなたって酷いこと言うのね 。
私が届けた言葉に対して 。
「見てるだけでしょ」なんて 。
見てることしか出来ないから 。
他に私ができることはなんなの ?
して欲しいことを言ってよ 。
あなたが望むならなんでもするから 。
貴方ってよく寝るのね 。
そう眠ってないで 、 外の景色を見たら ?
今日はよく晴れているの 。
カラスも元気にないているし 。
そうだ 、 一緒に花を見ないかしら 。
キクを植えてみたの 。
気に入ってくれると嬉しいけど 。
貴方 、 そろそろ起きなさい 。
もう3日も眠っているじゃない 。
顔に紙なんて被せちゃって 。
少しは顔を見せてくれないと悲しいわ 。
ほら 、 キクを隣に置いておくから 。
気が向いた時に … 見てくれると嬉しいわ 。
貴方 、 私を置いていったのね 。
愛してるなら私のことを置いていかないで 。
そんなの酷いじゃない 。
そんなの … 私は許さないわ 。
貴方 、 目を覚まして 。
きっと悪い夢でもみてるのよ 。
例えば … 貴方が亡くなる夢とか 。
夢なんてみてないで 、 はやくおきて 。
はやく 。
….. いい加減にしてよね 。
私はもうここを出ないといけないの 。
アナタを独りにしたくはないけど 。
その代わり 、 私が育てたキクを 。
肌身離さず隣に置いていてね 。
… 本当に”すき”なら置いていかないでね 。
女って面倒くさい生き物だから … 。
愛は簡単に薄れていくし … 壊れるから 。
ごめんなさい 、 そして … さよなら 。
… 私の方が愛してたわ 。
【 アナタ 】END
コメント
2件
どうも 。 夣です 。 元々小説を読むのが好きで 、 自分の好きな小説を書いてみようと思って書いた初作品です 。 皆様ひとりひとりの考察を楽しみにしています 。 今後とも応援していただけると嬉しいです 。
うわあ……もう、冒頭から胸がぎゅっとなりました……。 「アナタって何時もそうよね」から始まる対話の形が、読んでいるうちにだんだん“本当は誰に向けて語っているのか”が変わって見えてくる感じ、すごく巧いなと思いました。キクの花を置く場面が特に印象に残っていて、最後の「私の方が愛してたわ」で全部の言葉の重みが変わって、もう一度読み返したくなりました。切なくて、でも確かに愛があったんだなって思える話でした……🌼