テラーノベル
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橙視点
俺達はあれから少し話した後、自分たちの教室に戻った。
桃ちゃんと俺が付き合っているという事実にニヤニヤが止まらなかった。桃ちゃんの横顔を眺めては「ほんとにきれいやなー」「かわいいなあー」とニヤニヤしたり、眺めているのに桃ちゃんが気づいて目があってお互い目をさっとそらしたときもニヤニヤしてしまった。おかげで午前中の授業も緊張で集中できなかったが、午後の授業も全く集中することができなかった。
それからもずっとそんなことを続けていると、紫ーくんからLINEが来ていることに気づいた。
俺はLINEを開き紫ーくんからきたLINEを読んでみると、
『今日の放課後喫茶いちごで会議ね!』
という呼びかけの内容だった。
青赤とあってしまうやん!!
気まず!!
俺は心のなかでそう叫んでしまう。
桃ちゃんも紫ーくんからLINE来ているのに気づいたのか、俺とおんなじようなことを思っていそうな表情をしていた。
「どうしよ・・・!」
俺は誰にも聞こえないような声で小さくつぶやくのだった。
授業終わり。
今日は部活の助っ人の依頼がなかったから、まっすぐ喫茶いちごへ向かうことにした。
「桃ちゃーん、一緒に喫茶いちごいかん?」
俺は帰る準備をしながら、桃ちゃんを誘う。
「あー、うーん、一緒に行きたいんだけど・・・。今からちょっと用事があってさ」
桃ちゃんはそう申し訳なさそうに言う。
頭の中で、「ガーン」とよく漫画で出てきそうな効果音が響く。
「そうなんか・・・」
「ごめんな!!あ、でも会議終わってからは用事ないからさ、・・・一緒に帰ろ?」
桃ちゃんのその言葉を聞いて、次は「ぱああああ」という効果音が響く。
「わかった!!一緒に帰ろ!!!めっちゃ楽しみやわ!!」
と俺は嬉しさが隠せなくてめっちゃ笑顔で返すと、桃ちゃんもにこっと笑顔になってくれた。
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雪花
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コメント
1件
うわあ、橙くんのニヤニヤが止まらない感じ、読んでるこっちまで頬が緩んじゃいました(笑)「ガーン」→「ぱああああ」の効果音の切り替えが橙くんらしくて可愛い。桃ちゃんと一緒に帰れることになって本当に良かったですね!でも青赤と会議…これは確かに気まずい展開。次が気になります!