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節分ネタ
爆速で仕上げたからなんかよくわかんない仕上がりになってしまった…
「ちゃ…チ゛ャラ先…」
静かな保健室のドアを開けて入って来たのは、瞳から大きな涙をポロポロ溢しながら泣いている四季だった。
「え!?し、四季君どーしたの??」
「チャラぜんッ〜〜〜!!!」
駆け寄った花魁坂の白衣をギュウと掴み抱き付き、ジャージに淡い染みを落としていく。
「よ〜しよ〜し…大丈夫大丈夫!!ほらこっち座って…」
頭を撫でながら四季を軽々抱っこしてピンとシワの伸びた白いシーツの上に座らせようとしたが、首にギュッと腕を回している四季は降りようとしない。
しょうがない…と四季を抱えたまま花魁坂がベットに座ることにした。
「四季君…なんかあった?」
「ほら、京夜先生に言ってみなさいな〜、色々スッキリするかもよ!」
四季の背を摩りながら普段と同じような声のトーンで話しかけてくれる花魁坂に、何故こんなにも優しいのかと止まりかけていた涙がまた膜を張り視界を融和させる。
「う、ッ…ヒック……ズッ…」
鼻を鳴らしながらも四季はまだ泣き続ける、どうしたものかと花魁坂が天井を見上げていれば、四季の泣き声が響く部屋にノック音が鳴った。
「入るぞ」
「ダノッチじゃーん!おっつ〜」
四季を撫でながら四季の担任で花魁坂の同期である無陀野に挨拶をする。
「…花魁坂、四季を泣かせたのか?」
般若のような顔をして花魁坂を凝視してくる無陀野に背筋を凍らせて短く悲鳴をあげる。すぐさま経緯を話せば長年の付き合いのおかげで信じてもらえた。
「なるほど…」
「…四季、何があった?」
「…ズッ…ムダ先…」
「なんだ」
文字として見れば冷たく感じる返事だがその声色には温度が灯っており、柔らかく優しく聞こえる。
「…今日…節分じゃん……」
「2月3日か……そうだな…」
「……ぉ、には…そとってぇ…っ」
小さな声で説明し終えた四季は感情が込み上げて来たのか、再度涙ぐんだ。
四季の綺麗な紺色の瞳が今にも溶けてしまうのではと勘違いしそうなぐらいに涙を落としていた。そのせいで目元は赤く染まり、少し腫れている。
『鬼はそと、福はうち』
節分では聞き慣れたフレーズで、四季もつい最近でも口にしていたセリフ。
けれども、鬼を知ってしまった四季にはその言葉はあまりにも辛く刺さったのだろう。
「……ぉれっ…ちゃらせんたち…そとにいんのやだ…」
「ちゃらせんもっ…むだせんも……おにだけど……」
花魁坂にギュウとより強く抱きついてそんな事を言い出した四季。
「おに…だけど……おにじゃ、ねーもんっっ!!!」
嗚呼、この小さい少年はそんな事のために泣いていたのか…。自分が…ではなく花魁坂や無陀野。真澄、馨や皇ヶ崎達が鬼とされ、追い出されると捉えてしまったから泣いているのだ。
突然の可愛いすぎる発言に、あの無陀野でさえも四季を凝視し数秒後にゆるりと目を細めた。そして目線で花魁坂に「四季をよこせ」と伝える。
当然の如く拒否できない花魁坂は、愛おしい体温を惜しみつつも友人にそっち手渡した。
「四季…大丈夫だ……俺たちは」
「むだせん……でもっ!…おれ……」
グズグズに溶け切った瞳で無陀野を見た四季。ちなみに四季は未だに気付いていないが現在四季は、無陀野に片手で抱っこされている。
「追い出されようと、四季が入れてくれるだろう?」
反対側の手で器用に四季の涙を拭いて、無陀野は四季にそう言った。
「!……うん…全員俺が入れる!!」
いつもの笑顔でそう言った四季に無陀野も花魁坂も安心した。この子には笑顔が1番似合うのだから…。
京「ってことがあってね」
馨「何この映像…尊い」
真「アイツはんなことで泣いてたのかよ…」
本音(なんですか、それは…可愛すぎませんか?)
無「あぁ…30分程度泣いていたな」
紫「何それ、勃ったわ」
馨「黙れ紫苑、去勢すんぞ」
紫「俺に対してキツくない?」
印「映像の複製をもらえないだろうか!!ゴホッ!!」
猫「血、吐くな!!!俺も欲しい!」
京「猫咲いつもに増して声大きくない?」
百「今度会ったらお菓子やらねぇとじゃねぇか!!」
皇「四季…」
マジ豆まきで、あのフレーズ言えなかった(言いたくなかった)のは私だけじゃないと信じたい…
コメント
42件
初こめ失礼します🙇🏻♀️՞ 四季が可愛すぎるっ︎… 🥰️💕 お話書くの上手すぎて尊敬します 😭✨ 言葉遣いとか語彙力がもうすごいです (?) ✨✨ 僕今年豆まきしてないけど去年は言ってました …… 笑笑 今年は言えなかったけど桃源暗鬼を知ったから、「鬼も内、福も内!」って言いたかったです(?) ((

四季くん尊い〜可愛いな〜! このフレーズ絶対言えない!!泣く!