テラーノベル
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今回は🩷️に片想いする💛のお話です。しかし悲しいことにこの片想いは実りません…😢
どういうことなのかは読んでいくうちにお分かりになると思います…!どこまでここでお話するか迷いますが、最終的にはハッピーエンドです!🙌
💛にとっての本当の愛とは、一体何なのかを見つけるお話です。
(要素としてはタグの通りです…! )
また、花吐き病という奇病をお話に盛り込んでおりますので、苦手だったりよく分からないという方は退避を…!
(一応冒頭に軽い説明を入れております!難しい設定は省いておりますので、簡単に理解出来ると思います!)
上記が大丈夫そうであればお進み下さいませ!
🩷️➞勇
💛➞仁
🤍➞柔
💙➞太
花吐き病。それは恋情がもたらす、美しくも残酷な奇病。
秘めたる想いを拗らせた者の体内には恋の根が張り巡らされ、やがて喉奥から花弁が溢れ出す。
その呪いを解く術は想い人と両想いになること。
恋叶わぬ者は自らが咲かせた花の毒に侵され衰弱し、静かに命を落とすと言われている。
諦めることも逃げることも許されない、死の片想い。
夕暮れ時のレッスン室は、西日のオレンジ色と忍び寄る夜の影が混ざり合い、酷く物悲しい雰囲気を纏っていた。
他のメンバー達が帰った後の静かな空間で、仁人は1人、鏡の前に崩れ落ちて激しく咳き込んでいた。
仁「ごほっ、げほっ……っ、はぁ、ひゅ……っ……」
喉の奥を鋭いガラスの破片で抉られるような痛み。
胸が苦しくて上手く息が吸えない。口元を覆った両手の隙間からはらりと床に零れ落ちたのは水仙の花弁。
淡いピンク色のはずが、まるで凍りついているかのように青白く変色してしまっていた。
仁「……また、だ…」
仁人は力なく呟き、床に散らばった花弁を震える指先で拾い集めた。
喉からは毎日毎日、冷たい花弁が溢れ出してくる。
原因は、はっきりと分かっていた。
この場所で、とある人物から打ち明けられた苦しい胸の内。
それが今も、頭の中でこだましていた。
遡ること数時間前。
勇「なあ仁人、聞いてくれよ…。俺、まじでどうしたらいいか分かんねえわ。柔太朗のこと、こんなに好きなのにさ……」
仁「うん。」
勇「色々俺なりにアピールしてんのに、全然効果ないっつうか…はぁ…」
仁「……そっか」
勇「今日もちょっとアプローチしてみたんだけど、舜太の後ろにすーぐ隠れちゃってさ。俺の気持ち、全然伝わってないのかなぁ…どう思う?仁人」
それは勇斗からの切実な恋の相談だった。
勇斗の視線の先にいるのは、いつどんな時も柔太朗だけだ。
恋の悩みに頭を抱える勇斗にとって、仁人は何でも話せる存在であり、自分の恋を応援してくれる良き相談相手だった。
仁「はは、それは照れてるだけなんじゃない?そのままお前らしくアピールし続ければ良いと思うよ」
あの時、どんな顔をしてそんな言葉を絞り出したのか、自分でもよく分からない。
ずっと近くにいた。
誰よりも勇斗の近くで、共に笑い、涙し、落ち込んだ背中を叩いてきたのは自分だったはずなのに。
勇斗が向けたこともないような、熱くて狂おしいほどの情熱的な眼差しが、今は別の誰かに向けられている。
その事実が仁人の心を容赦なく擦り減らしていく。
良き相談相手としての仮面を崩さないよう、張り裂けそうな心を必死に隠して笑顔で彼の相談に乗るたびに、仁人の喉の奥からは冷たく凍りついた水仙の花が溢れ出す。
自分なら、そんな風に勇斗を悩ませたり、不安にさせたりしないのに。
自分なら、もっと勇斗のことを大切にして、沢山の幸せをあげられるのに。
柔太朗を想って苦しむ勇斗の姿を見るのは辛い。
けれどそれ以上に、勇斗の口から柔太朗の名前が出る度に、惨めで傲慢な嫉妬心が胸を焼く。
届くはずのない思いを喉の奥に無理やり押し込めては、心だけが冷たく取り残されていく。
冷たくて暗い海の底に、誰にも気づかれないまま深く深く沈んでいくような孤独感。
どれだけ強く願っても勇斗の特別にはなれない。
言葉に出来ない程の大きくて重たい愛を胸に抱いたまま、1人孤独に壊れていくしかないのだろうか。
瞳に浮かんだ涙は頬をつたり、一筋の筋を作っては滴り落ちた。
#snjn
なゆ
1
もちぷよ
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コメント
5件
しらす様の新連載と聞いて飛んできたら、タグを見て卒倒しそうになりました😇つまりそういうことでしょうか!?それ以前に切ない片思い系も大好物なので、楽しみしかございません✨
新連載おめでとうございます🎉すごい好きなんですが!!片思い実らないの悲しいですが、ハッピーエンドなんですね!!楽しみです😆︎💖