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昨日投稿予定だったのに忘れてましたすいません(;_;)今日の分も含めて3話分投稿します( . .)”
前回の続きです(*^^*)
本編スタート!
ーーーーーーーーーー
彼女は偉大な功績を上げてしまった。
中也的には最悪ともいえる。
「褒めてくれてもいいんだよ?」
「褒めねぇよ」
「えー」
「二度とあんなことするな」
「はーい」
「絶対するな」
「はい」
「本当だな?」
「はい」
本部にてーー
彼女は再び正座していた。
目の前には尾崎紅葉がいる。
「中也から聞いたぞ?危険じゃったのう」
「はい…」
「皆心配したのじゃぞ?」
「はい…」
完全にお説教である。
しかし、紅葉は途中でため息をついた。
「じゃが」
「?」
「お主も心配だったのじゃろ」
「……うん」
彼女は少しだけ俯く。
「中也さんいつも無茶ばかりしてるし…」
その言葉に空間が静かになる。
中也、部下たちが一斉に固まる。
紅葉だけが笑った。
「あぁ、なるほどのう」
嫌な予感しかしない。
中也は冷や汗をかく。
「中也」
「……」
「お主も同罪じゃ」
「は?」
「恋人が心配するほど無茶をするでない」
「いや、」
「するでない」
紅葉はぴしゃりと言い切る。
反論できなかった。
その日の帰り道ーー
中也は珍しく静かだった。彼女も静かに隣を歩く。
やがて、彼女がぽつりと言う。
「怒ってる?」
「怒ってる」
「ごめんなさい」
「……」
「でも」
中也がこちらを見る。彼女は少し笑った。
「心配してたのは本当だよ?」
その言葉に、中也は大きく息を吐いた。
そして、彼女の頭に軽くぽんと手を置いた。
「馬鹿」
「痛い」
「次はねぇ」
「うん」
「…けど」
「?」
中也は優しい声で言った。
「心配してくれてありがとな」
彼女は目を丸くする。
そして、満面の笑みを浮かべた。
その様子を見て、中也は改めて思う。
ーー絶対危険な場所には行かせねぇ。
隣で笑ってるこの顔を、もう二度と曇らせたくなかった。
コメント
3件
あおいです🌷 第30話、読ませていただきました。お説教から始まったのに、紅葉さんの「お主も同罪じゃ」で中也さんまで叱られちゃう流れ、すごく好きです。お互いを心配する気持ちって、こうやってぶつかり合うこともあるんだなって。 最後の中也さんの「心配してくれてありがとな」も、その後の「この顔を、もう二度と曇らせたくない」っていう地の文も、すごく優しくて胸が温かくなりました。お互い様の心配が、ちゃんと愛おしさに変わっていくのが伝わってくる回でした。続きも楽しみにしています🌷
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