テラーノベル
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セミの声が容赦なく降り注ぐ、うだるような夏休みの朝。
高専の自室で目を覚ました乙骨憂太は、体に走る奇妙な違和感に跳ね起きた。
「……え?」
いつも体内に満ちているはずの、底知れない呪力の奔流がまるでない。蛇口をひねっても一滴も水が出ないように、すっからかんだった。
試しにリカを呼ぼうとするが、何の応答もない。それどころか、体を動かそうとしても鉛のように重く、腕一本あげるのすらやっとなほど力が弱くなっている。
(どうしよう……術式が使えない……!? 力が入らない……っ)
ドクン、ドクンと心臓がうるさく警鐘を鳴らす。完全な無防備。もし今、呪詛師や呪霊に襲われたらひとたまりもない。パニックになりかけた頭で、憂太は必死に助けを呼ぶ相手を考えた。
* **五条先生**:……いや、無し。絶対にウザい。面白がられて動画とか撮られそう。
* **一人でいる**:絶対に危ない。今の状態じゃ低級呪霊にすら勝てない。
* **ミゲル**:……うーん、何だか別の意味で襲われそうな気がする。
* **虎杖くんと伏黒くん**:……うん、問題なし! あの二人なら真面目に助けてくれるはず。
「はぁ、はぁ……っ、二人とも、助けて……」
震える手でスマホを握りしめ、虎杖と伏黒に短いメッセージを送る。
それが、まさか人生最大の過ちになるとも知らずに。
数十後。バァン!!と勢いよくドアが開いた。
「乙骨先輩!! 大丈夫っすか!?」
「乙骨先輩、無事ですか……っ!?」
息を切らせて飛び込んできたのは、虎杖悠仁と伏黒恵だった。
ベッドの上で力なく身を寄せ合っている憂太を見て、二人が息を呑む。
今の憂太は、呪力が抜けたせいで肌が異常に白く、どこか熱を帯びたように潤んだ瞳をしていた。いつも圧倒的な強さを誇る先輩の、見たこともない「弱者」の姿。
その瞬間、部屋の空気が一変した。
ドク、と二人の喉が鳴る。虎杖の瞳がギラリと肉食獣のように見開かれ、伏黒の目が怪しく濁った。
「あの、二人とも……急に術式が使えなくなっちゃって……っ、ひゃあ!?」
ドサッ!!!
唐突に、虎杖の大きな体が憂太の上に降ってきた。
「……え? 虎杖く、ん……っ?」
「……ダメだ。乙骨先輩、今のあんた、めちゃくちゃ美味そう」
「おい、虎杖。一人で出し抜くな……っ」
ガシッ!!と、今度は伏黒に両手首をベッドに縫い付けられる。
「ふ、伏黒くん……!? 冗談、やめてよ……離して、ぇ……っ!」
ビクビクと震える憂太の抵抗なんて、今の弱り切った体では羽毛のように軽い。二人の呼吸は完全に荒くなり、部屋中に充満する男のフェロモンに、憂太は頭がクラクラした。結局、この二人が一番ヤバかったのだと気付いても、もう遅い。
「っ、らめ……離して、ぇ……っ!!! ///」
ちゅ、ちゅるぅう……っ、ぐちゅ、
容赦なく虎杖の舌が憂太の首筋を這い、吸い上げる。
「んんっ、んぁあーーっ!/// 虎杖くん、そこ、だめぇ……っ!」
「先輩、すげぇ柔らかい……匂いも、たまらん……っ!」
「っ、お前だけズルいぞ、虎杖。……先輩、俺を見てください」
がぶっ!!!
伏黒が憂太の鎖骨に深く歯を立てた。
「ひゃうあ!?/// 痛い、いたぃよぅ、伏黒くん……っ!!んほぉおぉっ♡ ///」
じゅく、じゅぷ、ちゅぱ、ちゅぶぅう……っ!!
激しい音を立てて、二人の容赦ない愛撫が憂太を蹂躙していく。術式を失った体は信じられないほど敏感で、少し触られるだけで電流が走ったように跳ね上がってしまう。
「あ、はぁ、んぅっ! ダメ、頭おかしくなっちゃうぅうう!♡ ///」
「へぇ、ここ、ちょっと触っただけでこんなにビクビクして……」
「嘘だろ、乙骨先輩……可愛すぎる。もっとめちゃくちゃにしたい……っ!」
ぐちゅぅううう、ず、ずぷっ!!!
「ひゃあぁあああーーーっっ!!!♡ ♡ ぁ、あん、あぁああーーっっ!!! ///」
頭の芯まで真っ白になるような快楽が憂太を襲う。
「はぁ、はぁ……っ、もう、無理……逃げ、なきゃ……っ」
二人の凄まじい執着と、初めて味わう濃厚な快楽に恐怖を覚えた憂太は、一瞬の隙を突いてベッドの端へと這い出た。術式を失い、力が入らない体を必死に動かし、床へずり落ちるようにしてドアへ向かおうとする。
しかし、その白い足首を、容赦ない太い腕がガシィッ!!と掴んだ。
「どこ行くんですか、先輩」
「逃がさないって言っただろ、憂太先輩……っ」
グイッ!!!と強い力で引っ張られ、憂太の体は簡単にベッドの中央へと引き戻される。シーツに摩擦で擦れた肌が、ひりひりと熱い。
「ひゃあぁっ!? /// やだ、離してぇ……っ! 虎杖くん、伏黒くん……お願い、だから……っ!」
涙で視界を濡らしながら振り返る憂太を見て、二人の口元が意地悪に歪んだ。弱り切って必死に逃げようとする先輩の姿が、彼らのサディスティックな欲求をさらに煽ってしまう。
「ねぇ、先輩。そんなに俺たちから逃げたい? ……お仕置き、必要だな」
虎杖が低い声で囁きながら、憂太の腰を後ろからガッチリと抱え込み、完全に身動きを封じた。
「っ、あ……離して、動けないよぅ……っ! ///」
「動かなくていいですよ。先輩はただ、俺たちの言う通りにしてれば」
伏黒がフッと冷たい笑みを浮かべ、逃げようとした憂太の太ももの内側を、わざとゆっくり、指先でじわじわと ―― ぐちゅぅう……っ、と 強く捩じるように愛撫した。一番敏感な場所をピンポイントで責められ、憂太の背中が弓なりに跳ね上がる。
「んひゃあぁあーーーっっ!!!♡ /// ダメ、そこ、らめぇええっ!!♡」
「あは、先輩ここ、めちゃくちゃ弱くなってんじゃん。逃げようとするから、もっといじめてあげる」
じゅぷ、ちゅぱ、じゅるぅうう……っ!!!
虎杖が憂太のうなじや背中に容赦なく吸い付き、真っ赤な痕をいくつも刻みつけていく。逃げようともがくたびに、二人の逞しい体に擦れて、余計に強烈な快楽が憂太を襲った。
「あ、あんっ! ひぅ、うそ……意地悪、しないでぇ……っっ♡ ///」
「意地悪されたくなかったら、可愛い声で『もっと頂戴』って言ってください。……ほら、言えないなら、もっと奥までいじっちゃいますよ?」
伏黒の容赦ない指が、さらに深いところを ―― ズプ、ぐちゅ、ぐちゅぅうううっっ!! と 容赦なく抉り回す。
「んほぉおおぉーーっっ!!!♡ ♡ あ、あぁああっ、いう、言うからぁあ!! /// 虎杖くん、伏黒くん、ぁ、あぁんっ、もっと、もっとちょうだぁあい……っっ♡ ♡ ///」
プライドも何もかも溶かされ、顔を真っ赤にしておねだりさせられた憂太。そんな可愛い先輩を見て、二人の理性が完全に吹き飛んだ。
「よく出来ました、先輩。……ご褒美に、たっぷりめちゃくちゃにしてあげますね」
ぐちゅちゅ、じゅずぅううう、ぱち、ぱちんっ!!!
事後
「……ぁ……う、あ……」
激しい嵐が去った後の部屋には、冷房の風の音と、ぐったりと横たわる憂太の微かな呼吸音だけが響いていた。
ベッドのシーツはぐちゃぐちゃに波打ち、いたるところに水溜りのような跡が白く滲んでいる。その中央で、憂太はピクリとも動けずに突っ伏していた。呪力が抜けて白かった肌は、今や二人に ―― じゅ、ちゅ、と 容赦なく貪られた痕で真っ赤に変色し、まるで熟しきった果実のようになっている。
「はぁ……っ、乙骨先輩、めちゃくちゃ最高だった……」
虎杖が満足げに息を吐きながら、憂太の背中にそっと身を寄せ、汗ばんだ髪を優しく撫でる。
その反対側からは、伏黒が憂太の腰を抱き寄せ、まだ余韻に震える細い指先に自分の指を絡ませた。
「……やりすぎましたね。まぁ、逃げようとした先輩が悪いんですけど」
口では反省の弁を述べつつも、伏黒の瞳には独占欲を満たした男の暗い悦びが、ありありと浮かんでいた。
「ん、ぅ……っ、ふたり、とも……ひど、すぎる……っ ///」
ようやく動いた憂太の唇から漏れたのは、掠れた掠れた抗議の声。
顔を真っ赤に染め、涙と色々な液体でドロドロになった顔をシーツに埋めながら、憂太は弱々しく二人を睨もうとする。……が、潤んだ瞳のせいで、全く威嚇になっていない。
「ごめんって、先輩。でも、可愛すぎる先輩が悪いんだぜ?」
「そうです。あんな声で鳴かれたら、止まれるわけないでしょう」
ちゅ、ぷ。ちゅる。
悪びれもしない二人は、事後の甘やかしとばかりに、憂太の赤くなった耳たぶや項に、優しく、けれど執拗にキスを落としていく。
「あ、んぅ……っ、もう、やめてよぅ……っ ///」
びくん、と敏感になった体が再び小さく跳ねる。
術式が使えなくて焦って呼んだ結果が、これだ。五条先生の「ウザさ」を回避した結果、それ以上に「ヤバい」二人に骨の髄まで食べ尽くされてしまった。
「……ねぇ、先輩。術式、明日も戻らないといいですね」
「なっ……!? 伏黒、くん……っ?///」
「あ、それ最高。戻らなかったら、明日もまた、いっぱい可愛がってあげる」
「ひゃ、あ……っ!♡ ///」
二人の不穏すぎる囁きに、憂太の心臓が再びドクンと跳ね上がる。
夏休みは、まだ始まったばかり。
自分の体が完全に元の状態に戻るまで、この肉食獣たちから解放されることはないのだと悟り、憂太は再び顔を真っ赤にして、絶望と快楽の余韻に身を震わせるしかなかった。
コメント
4件
やべぇ…、新しい扉を見つけてしまった…
(・∀・)ニヤニヤ今回もいい!
えっと……うわああ、びっくりした!!! まさかあの虎杖と伏黒がこんな方向で暴走するとは思わなくて、読みながら「え、ちょ、待って!」って声出たわ(笑) まさかの五条先生よりヤバいってオチ、確かに納得のキャラ崩壊……もといキャラ解釈一致って感じで面白かった! 憂太先輩の可愛い悲鳴が耳に残ってる……。続きどうなるんだろ、術式戻らない方がいいって伏黒の台詞が怖すぎる🔥