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不安定②
勇斗side
「ただいまー。」
…ん?いつもならおかえりって仁人の声が聞こえるはず。
これは何がおかしい。そう思いながら俺は手洗いと風呂を済ませた。なんで先に風呂を済ませるのか?仁人に帰ってきたら先に風呂入ってっていつも言われるから。
靴はあるから家に居るはずだけど…ちなみに風呂入ってるのかと思ったけど居なかった。で、俺が今居るリビングにも居ない。
となると、残るは寝室か作業部屋。
「たぶん寝室だな 」
そう思い寝室につづくドアを開けた。
…やっぱり。入り口に背を向け頭まで布団を被って丸くなってる仁人の姿があった。
…なんかあったな。これ。
「仁人?」
『…はやと…?』
「どうした?」
『…もっ、むりっ…』
「…疲れた?」
『…うん』
「…そっか。頑張ったな。ナデナデ」
『…ぅ…』
頭を撫でると仁人の目からつうっ…と涙が流れた。
…相当溜め込んだな。仁人はリーダーだからちゃんとしなきゃいけないって思って自分の限界まで溜め込んではこうして抑えきれなくなって限界が来る。どうしたものか。
「…今日だめだった?」
『…うん…』
「…膝の上来る?」
『…ぃく…』
「おいで。」
被っていた布団を出て俺の膝の上に来た仁人。
え、なんで?…俺のパーカーを仁人が着ている。
いや、別に良いんだけどさ。今までそんなことしてなかったのに。
「…俺のパーカー着てんの?」
『…だめ…?』
「いや、ダメじゃないけど…珍しくね?」
『…かった』
「もう一回言って?」
『寂しかったっ…』
「…そっか。俺今日帰ってくんの遅かったもんな。」
『…うん。』
「ぎゅー…する?」
『…する』
「ギュッ…ナデナデ」
『ギュッ…ポロッ… 』
「どうしたん?」
『…っおれッきょ、だめだったッポロポロ』
「…ダンエビのやつ?」
『なんでっ、しってるのッ…』
「ん?太智が仁人気にしてそうだったから様子見てあげてって」
『おれがッしっぱいしなかったらポロポロッ』
「サスサス…」
『せいこうだったのにッポロポロ』
「そっか…でもさ、仁人は仁人なりに頑張ったんだろ?」
『ぅんッ…ポロポロ(顔埋』
「なら、良いんだよ。別にメンバーも責めてないだろ?」
『ぅんッ…』
「頑張ったなら、それでいいよ。」
『…っ…ぅ…ポロポロ』
「ナデナデ…」
『…っぅ…ポロポロ』
「偉いよ。今日ちゃんと”無理”って言えたじゃん」
『…ぅぅっ…ポロポロッ』
「…頑張ったな。ちゅっ…」
『んッ…』
「今日はもう寝よっか」
『ん…』
「仁人、明日目腫れるの覚悟しときな」
『ん…』
「おやすみ」
『おやすみ…』
「…寝れない?」
『ぎゅー、していい?』
「良いよ。おいで」
『ギュッ…』
「ギュッ…ナデナデ…」
『ん…ゅ…すぅ…すぅ…』
「お疲れ様。」
y

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せあ@SWAGです。
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コメント
2件
リクエスト等あったらコメントお願いします! 🔞以外だったら何でも書けます!(多分)
うわぁ……仁人が自分のパーカー着て「寂しかった」って言うところ、胸がぎゅっとなりました。いつもリーダーとして頑張ってる分、勇斗の前でだけ見せる弱さがすごく愛おしいですね。頭撫でながら「偉いよ、無理って言えたじゃん」って優しく言える勇斗、本当に良いパートナーだなあ。涙をこらえながらも素直に甘えられる関係性が尊くて、じんわり温かくなりました😢🤍