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21 - 演技 とは

♥

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2025年03月24日

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「……寒いなぁ」


夜中 、オレ は 中々 眠れず 、夜 の 散歩 していた 。たまたま 通り かかった 公園 の ベンチ に 座り 、星空 を 眺めて いる 。

今日 は 気温 が とても 低い。

冷たい 風邪 が 俺 の 髪 を 揺らして いる。


「黄 先輩 。」


後ろ を 振り向く と 暖かい コート を 着て 、マフラー も して 準備満タン な 赫 ちゃん が 居た 。


「何 してるんですか ? 」

「… ちょっと 眠れ なくてさ 」


元々 寝れない 俺 は 皆 が 羨ましい 。

元気 も よくて 、沢山 遊ぶ 事 が できる 。

赫 ちゃん だって 本当 は 今ごろ ふかふか の ベット の 上 で 眠れる はず だ 。


「赫 ちゃん は どうして 此処 に おるん ? 」


そう 聞くと 、一瞬 困った 顔 を 見せたが いつもの 冷静 な 顔 に 戻し 口 を 開いた 。


「家 に 居ても … 誰 も 居ないんで …  」


少し 、紫 ニキ と にている 理由 だ 。

紫 ニキ は 家族 の 人 は 居る 時間 が 少ない と よく 悲しそう な 笑顔 で 言って いた 。

それが 少し 赫 ちゃん と 似ている 。

演技 が 上手 な 赫 ちゃん でも 、家族 の 話 に なると 若干 演技 が 崩れて しまう 。

才能 が あっても 弱点 は あるの だろう 。


「 赫 ちゃん 、ちょっと お話 しない ? 1人 も 寂しい からさ … 」


「はい 。分かり ました 。」





「んふ … なんだか 夢 みたいやね ~ 、こんな 有名 人 の 子 と 一緒 に 星空 を 眺めれる なんて 。」


「 俺 は もう 落ちこぼれ ですよ 。 仕事 の 依頼 だって 最近 来ないし 。」

「… 今 は 楽しい ?」

「今 … ですか ?」


「うん 、今 。翠 裙 対 と 演劇 できて 楽しい?」


「 … 普通 ですかね 」


「そっか … じゃあ もっと 楽しく なれる よくに オレ 、がんばる !」


「え … 」

唖然 と している 赫 ちゃん の 手 を 取り 握りしめる 。冷たい 手 が オレ の 暖かい 手  で あったかく なるように 。


「 せ 、先輩 ? 」


「ほら !これで もう 暖かい やろ ?」


「 …… 暖かい … です 」


「部室 は もっと 暖かい やから 、赫 ちゃん の 気持ち も もっと ゞ 暖かく なる はず !」


「… そういう もん なんでしょうか ?」


「そういうもん ! 異論 は 認め ない !」


「ぇえ … 」



「 … 次 の 演劇 の 舞台 ってさ 赫 ちゃん 主役  やらへん ? 」


「え … オレ ですか ?」


「 裸足 の ゲン の 時 も そう やった けど 、毎回 主役 避けて ない ?」


「 ! 、 」


髪 の 毛 を いじり ながら 、目 を 逸らす 赫 ちゃん は 、明らか に  動揺 していた 。


「 次 の 演劇 の 舞台 がね 『少年 の 日 の 思い 出 』って 言うん やけど … 」


「 主役 … やって くれへん ? 」


「 … でも … オレ … は 」


「 お願い …  オレ 赫 ちゃん が 輝いている 舞台 が 見てみたいん よ !」


こんな 強制 的 に 言って も だめ だって 分かってる けど 、オレ は どうしても 見てみたい 。君 の 本気 の  演技 が 。










「 …zzZ  」

「… 」


オレ の 膝 で 幸せ そうに 寝る 黄 先輩 。さっき 言って いた 『オレ が 輝いている 舞台 が みたい 』 その 言葉 が 何回 も 頭 の 中 で 繰り返す 。舞台 は 学校 の 文化祭 演劇部 は そこで 演技 の 練習 を する 。きっと とっても 楽しい の だろう 。でも 、オレ が 輝ける か どうか は 分からない 。演技 で 大切 なのは どう 相手 に 伝えるか だ 。感情 が 伝わらなければ 演技 に ならない 。子供 の お遊戯会 みたいな もん になる 。でも 、その 感情 を 捉える 相手 次第 でも ある 。だから 演技 は 難しい んだ 。


「…」


オレ は ある 人 に 電話 を した 。



電話 音 が しばらく オレ の 耳 で 響く 。それを じっくり 聞いて いると 、ある 人 の 声 が 聞こえてくる 。


『 もしもし 、どうしたの ?』


翠 先輩 だ 。


「あの 、黄 先輩 が 〇〇 公園 で 寝ちゃって 」


『え ” ッ !? なんで そんな 所 で !?』


「 詳しい 事 は 後 で 説明 するんで 早く きて くれませんか ?ヨダレ 垂らして オレ の 肘 に 今にも 着きそう なんで 」


『す 、すぐ 行く !!! 』



プツン と 、電話 が 切れる 。迎え が 来るまで どーするか よく 考えよう 。








「おはよ ~ 、翠 裙 。昨日 は ごめんね 。いつの 間にか オレ 寝ちゃってて … 」


「 大丈夫 だよ 。それより 、良い お知らせ が あるんだよ 。 」

「 いい知らせ ?」


「赫 ちゃん が 次 の 舞台 の 主役 やって くれるってさ !」


「 えぇ っ ホンマに !? 」














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