遅くなってすみませーーん!!!
ちょっとお腹が痛くて
ソファーにうずくまってます、、🙄🙄
(女性の方伝わって、!)
あ、それと、第6話の名前呼ぶ時あるじゃないですか!!ミスってさんずけにしてて!本当は一瞬だけ呼び捨てにしようとして笑笑
呼び捨てにしたので是非読み返してください。
さて8話
書いていきます!!
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
夜
窓の外は静まり返って、遠くで車の音だけが
微かに聞こえる。
リビングには、龍馬さんが吸う煙草の香りが漂っていた。
その匂いが
僕にはもう不思議と追いつく香りに思えた。
龍馬さんはソファーにもたれ、
薄く煙を吐き出す-
灰皿には火の消えた吸い殻がいくつも並んでる
僕はテーブル越しにその背中をみながら
何か言いたくて、でも言葉が出ない。
(……竜馬さんの、印、綺麗だったな…)
ぼんやりと考えていると、
龍馬さんが視線だけこちらに向けた。
【なんや、そんな顔して、寝れへんのか?】
〖……はい、少し。〗
【ガキはもう寝とけ。】
〖もう…子供じゃないです。〗
【18やろ?まだガキや。】
〖っ、、〗
少しだけムッとしてしまった。
【はは。頬膨らませて、可愛いなぁ。】
意地悪そうに頭を撫でられて余計子供扱いされたみたいだ。
〖子供扱いしないでください。〗
【はは、まだガキやろ。】
〖…〗
フンとそっぽを向いてしまった。
ちらっと龍馬さんを見ると
また煙草を吸っていた。
〖…龍馬さんって、どうして……煙草吸うんですか?〗
龍馬さんは少し眉をあげて。灰を落とした。
【…どうして、か…クセみたいなもんや。
気がついたら、手ぇ伸びとる。落ち着くんや】
〖落ち着く…〗
【せや。昔から嫌なことあると吸うてた。
吸ってる間は何も考えんでええしな。】
〖昔って、つらいこと。。いっぱいあったんですか? 〗
龍馬さんはその言葉に、一瞬だけ笑いをとめた
煙の向こうで、表情が見えない。
【……】
【まぁ…あったな。】
【けどもう終わった話や。俺の過去なんか、聞いてもロクなもんちゃうで。】
(…それでも)
〖……知りたいです。〗
【なんでや。】
〖…助けてもらったから。もっと知りたいんです……竜馬さんのこと、ちゃんと…〗
龍馬さんは黙ってた。
しばらくすると、タバコの火を消して、
長く息を吐いた。
【……ガキのくせに、真っ直ぐすぎんねん 】
その声は、少しだけ枯れていた。
いつもの強さが薄れて、どこか遠くを見ているような、、響き。
【昔の俺はな、人を信じるより先に、利用してた。女も、金も、愛想も、…全部武器やった】
黙って聞いていた。
龍馬さんの声が低く、けれどどこか疲れていて
【でもな…お前見たら、ちょっと違う思うんや。”何も持ってへん”って、ほんま怖いことやろ、けど、それでも真っ直ぐ見てくるお前見たら……】
龍馬さんは途中で言葉を切って、苦笑いした。
【──俺が、、ガキに戻ったみたいや。】
僕はゆっくり首を横に降った。
〖……戻ったんじゃなくて、やっと帰ってきたんじゃないですか?〗
龍馬さんは少し驚いたように僕を見て__
それからふっと目を細めた。
【ほんま、、お前…変なガキやな。】
〖…またそれ言う。〗
【事実や。】
そういいながらも、龍馬さんはソファーに深く沈んだ。
そのままタバコの箱をテーブルに置いて、
【…もう寝ぇ。】と低く言った。
僕は毛布を握りしめ、静かに頷いた。
けれど、その夜、眠りにつくまでの間──
頭の中にはずっと、龍馬さんの声と、煙草の匂いが残っていた。
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はい!8話終わりです!!
ありがとうございます🙏🏻🙏🏻
続きも楽しみにしててください!!
コメント
3件
はわ、、今見返したら一瞬呼び捨てになってた…!✨女の子の日痛いの分かります…🥹お身体にお気をつけてくださいね!