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『いらなかったのに!!!』
大きくつんざいた叫び声が脳裏をよぎる。
目の前の人は泣き崩れ、自分はただそれを見て立っていた。
『もう見たくもない…』
そう言って部屋を出ていきドアを勢いよく閉めた。
自分はただ、泣いていた。
…………………………
??「よ!シャオロン!」
sho「暑苦しいわ…。ゾムはパーカー着て暑くないん…?」
zm「これが俺のトレードマークやもん!暑くてもヘーキ!」
眩い太陽がゾムを照らし、俺は木の木陰で立っていた。
zm「あれ!まだダイセンセー来てないんか?!」
sho「いや、さっき女の子と学校行っとったで。通りすがりにウインクされた」
zm「は!?また侍らせてんのか!!!じゃあ仕方ないな…行くか!」
大先生はただのあだ名だ。
本当は鬱と言う。
あいつは…クズだ。
女を侍らせる男。
それでも、彼にも優しいところがある友達だ。
もちろんゾムも。
争いが好きだけど、本当は繊細だ。
zm「あ!この前漫画貸してくれてありがとな!めちゃおもろかったわー!」
sho「ならよかったわ」
zm「あれどこで売ってたん?!?!俺いくら探してもなかったんやけど!」
sho「あぁ、えっと________」
この友達と会話する時間が好きだ。
だから毎回思う。
時が止まればいいのに、って。
…………………………
学校について。
玄関のところでは何とも思わない。
ただ…教室の前まで来ると少し憂鬱になる。
なぜかわからないけれど…
足が重いのだ。
??「お、おはよー」
sho「おはよう!トントン!」
tn「元気ええなー!あ、大先生は侍らせに行ったで。」
zm「ガチでいらん情報すぎる…」
いざ話してみれば何ともない。
逆に少し…
足が軽くなったかもしれない。
そのくらい、彼らと話している時間は俺にとって素敵な時間だ。
??「おい、大先生は?」
ふと、どこからか声がする。
それは、ゾムの少し下の方に______
zm「あ?声がするんやけど見えへんな…」
??「ゾムーっ!またそうやって俺のチビいじりするんか…!!💢」
zm「あーwwごめんごめんwロボロが小さすぎて見えんかったワー(棒)」
rb「お前な…!あ、シャオロンおはよう!」
sho「おう!」
…いじりは通常運転だ。
彼はロボロ。
筋肉がえぐいし筋肉が好きなやつ。
そのくせしてチビ。
tn「大先生なら通常運転の女侍らせ作戦行ってるで。」
rb「はぁ?!また怒らなあかんな…」
_________この会話が好きだ。
永遠に、あって欲しい場所である。