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新しいお母さんの家に来て、三日目。
🌸・🎮・🍵は、まだこの家に完全には慣れていなかった。
リビングのソファに三人並んで座り、少し緊張した空気が流れている。
そこへ、階段から足音がした。
🦈「……おはよう」
静かに声をかけてきたのは、🦈だった。
表情はやわらかく、どこか人懐っこい雰囲気。
🦈「今日、一緒に学校行かない?」
🌸は少し驚いた。
🌸「……いいの?」
🦈「うん。迷ったら大変でしょ」
🍵は目を輝かせる。
🍵「やったー!🦈ちゃんやさしー!」
一方、キッチンから腕を組んで出てきたのは📢。
📢「……遅れたら置いてくからな」
低い声でそう言うと、ちらっと三人を見る。
🎮は思わず、🌸の後ろに隠れた。
🎮「……こわい……」
🌸も内心ドキッとした。
🌸(写真よりも、さらに怖そう……)
すると、もう一人、眼鏡をかけた少年が現れた。
👑「おはよう。俺は👑」
穏やかな声で、軽く頭を下げる。
👑「これからよろしくね」
その言葉に、🌸は少し安心した。
🌸「……よろしくお願いします」
登校途中。
🦈は三人の横を歩きながら、楽しそうに話す。
🦈「この道、春になると花がいっぱい咲くんだよ」
🎮「へぇ……」
🎮は小さくうなずく。
🌸「……きれいそう」
🍵はぴょんぴょん跳ねながら聞く。
🍵「公園ある?」
👑「あるよ。放課後、行く?」
🍵「いくー!」
後ろから📢の声が飛んできた。
📢「……はしゃぎすぎるな。転ぶぞ」
🍵は一瞬止まり、🦈を見る。
🍵「📢ちゃん、こわい?」
こさめはくすっと笑った。
📢「口はこわいけど、ほんとは心配してるだけだよ」
📢はそっぽを向いた。
📢「……別に」
その様子を見て、🌸は少し不思議に思った。
🌸(厳しそうだけど……悪い人じゃないのかも)
学校では、👑が案内役をしてくれた。
👑「ここが図書室。静かにね」
🎮は本棚の前で立ち止まる。
🎮「……本、いっぱい」
👑「好きなの?」
🎮「……うん」
👑はやさしく笑った。
👑「今度、ぼくのおすすめ貸すよ」
🎮の顔が少し赤くなる。
🎮「……ありがとう」
🍵は校庭を見て叫んだ。
🍵「ひろーい!」
🦈が言う。
🦈「昼休み、ここで遊ぼうか」
🍵「やったー!」
🌸はその様子を見て、胸が少し軽くなった。
🌸(ちゃんと話せる……よかった)
放課後、公園。
🦈と🍵は鬼ごっこを始めた。
🍵「まてー!」
🦈「つかまらないよー!」
🎮はベンチに座って、👑と並ぶ。
🎮「……にぎやか」
👑「うん。でも、悪くないでしょ」
🎮「……うん」
少し離れたところで、📢は腕を組んで立っていた。
🌸が近づく。
🌸「……📢、遊ばないの?」
📢「……別に」
🌸「でも、みんな楽しそうだよ」
📢はしばらく黙ってから、小さく言った。
📢「……転んだら危ない」
🌸は気づいた。
🌸(この人、ずっとみんな見てる)
そのとき、🍵がつまずいた。
🍵「わっ……!」
すぐに📢が走り寄る。
📢「大丈夫か!」
🍵「うん!」
🦈が笑う。
🦈「ほら、やっぱり心配してた」
📢は顔を赤くして背を向けた。
📢「……うるさい」
🌸は思わず微笑んだ。
🌸(怖いんじゃなくて、不器用なんだ)
夕方、みんなで帰り道。
🍵が言った。
🍵「今日、たのしかった!」
🎮も小さく。
🎮「……また、来たい」
🌸は🦈・👑・📢を見る。
🌸「……これからも、一緒に遊んでいい?」
🦈は即答した。
🦈「もちろん!」
👑も微笑む。
👑「家族だからね」
📢は少し遅れて言った。
📢「……勝手にしろ」
でも、その声はやさしかった。
三人と三人は、並んで歩き出す。
まだぎこちないけれど、 確実に近づく距離。
新しい家族の形が、 少しずつ、できはじめていた。