続きです。
2000文字ちかくあるね。
やばいね。
ちょっとしたコマンドとか出てくるよ。
ウェンくん可哀想だよ。かわいいね。
【あのな、相談てのは…】
【domとプレイする時、どんな感じがええか、教えてほしいんよ。】
「え?」
その瞬間わかった。
あぁ、もうすぐでちゃんとしたプレイをするんだな。愛し合って、お互いの体を重ね合う。
幸せな時間を過ごすんだ。
素直に喜べれたら良かったのに。
そんな現場想像したくもなかった。
ただ、僕には経験がない。
何を教えれば良いのかさっぱりである。
【ほ、ほら、赤城きゅんって、domやろ?だから、こんなSubだったらいいな~とか、あるかなって思って。 】
「は」
あぁ、もしかして、いやもしかしなくともカゲツ君は僕がdomだって、勘違いしてるんじゃないか?
じゃぁ、ダメだよ。
君みたいな可愛い子がdomだと思う人と2人きりになっちゃ。
もしかしたら、襲われちゃうかもしれないんだよ?
危機感持った方がいい。あの人のパートナーになったのなら、ちゃんとした方がいいと思う。
頭の中が、どんどんあつくなっていく。
やばいな、薬が切れてきたのかも。
そんなことを考えてるうちに、頬に水滴が落ちる
【赤城きゅん?】
「あははっ。ダメだよカゲツくん。そんな、ドムだと思う相手と、2人きりになっちゃ」
今考えれば、最悪の行動だったかもしれなかった。
ドサッ
「襲われ、ちゃうかもよ…」
近くにあった机の上に、カゲツくんを押し倒した。
【あかぎっ…】
「なん、で?なんでるべしょは君を選んだのかなぁっ?僕の方が、先に好きだったのに。ずっと、ずっと、好きだっ、たのに、」
【赤城きゅん…、ごめ、】
「謝んないでよ!!!」
【ビクッ】
「君の方が、きっとあいつには相応しかった!!!可愛くて、子供っぽさがあって、おちゃめでっ、 」
「なんで、同じ、Subなのに…っこんなにも違うのっ」
思ってもないことが口からどんどん出てくる。
止まれなかった。心の奥に詰まっていたものが、ダムみたいに崩壊して、溢れ出ている。
涙がポロポロと、彼の額に落ちてゆく。
【あかg【カゲツ!!!!!!!!!】
ドアが勢い良く開けられた。
星導が入ってきた。
体制が良くなかったんだ。
僕のことをdomだと思っている人には、明らかに襲っているようにしか見えなかった。
【カゲツ!!!!!!!!!!】
すぐさま僕は星導の手によって、カゲツ君から引き剥がされた。ゆかとぶつかった部分が痛い。
「痛ッ」
前を向いた瞬間、星導と目が合った。
気づいた時にはもう遅かったんだ。
Defenseだ。
僕に放たれたのは圧倒的なオーラと、威圧感
Glareを浴びてしまったんだ。
怖い怖い怖い
今すぐここから離れたかった。
でも、足が震えて動かない。
命が狙われているかの恐怖感。
息すらも忘れてしまうような威圧感
「カヒュ、ハッ、、ヒュッ…ッァ」
【何してるんですか!!?!!?あなたはdomでしょう!?!?俺のパートナーを襲おうとし、て、】
【ウェ…ン?】
「ヒッハッ、ご、ごめんな、さい、ハァッごめnあ」
息ができない。上手く空気を吸えない。
苦しい苦しい、今ここで〇んでしまうんじゃないか。そう思ってしまうほど。
目の前にいるのは、もう大好きだった彼じゃない。
オオカミのような、怖くて背筋が凍ってしまうような。そんな感覚だった。
怖い、怖い、怖い、誰か助けて、
誰か っ,ロウ!!
『ウェン!!!!!!!!!』
「ハッフ,ヒュッ,,,ハァッヒュッ、カヒュッ」
『おま、えなんでウェンにGlare飛ばしてんだよ!!!! 』
【だって、ウェンは…dom、じゃっ『んなわけねぇだろ!?!?』
『生粋のSubだよ!!!一度にプレイなんてしたことのない、ずっとずっと辛い薬飲んできて、お前のことが大好きだった、純粋なSubなんだよ!!!!!』
ロウ?
頭が回らない。
僕のために怒ってくれてるの?
なんで?
「ハッ、ロッ…ウ?」
『あぁ、ウェン俺だよ。わかるか?大丈夫。ゆっくり息を吸え。うん、いいよ。ゆっくり吐いて。上手だよウェン』
『Goodboy』
「んアッ…//」
初めて言われたコマンドだった。
安心する。心の中がポカポカするような。そんな気持ち。
『チッお前は反省しとけ。謝罪は後で。俺はウェンを連れてく。頭冷やすまでウェンに触んな。』
【っ、はい。】
『はぁ。カゲツも、気をつけろ』
【っ、小柳、お前、赤城きゅん大切にしなかったら、容赦しねぇからな!?!? 】
『もちろん』
背中と、足に手を回して、ガラスと扱うかのように、優しく持ち上げてくれた。
僕は、そこで意識を失った。
一旦また切る
コメント
5件
やべぇ、好き過ぎて何回も読み返しに来ちゃう 続き待ってます!!
めっちゃいい、、、、。Dom/Subユニバースガチで好きだから1番好きなcpで見れてめちゃ嬉しいです。