コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
三〇年:三女神が主神を「神の纏め役」と認定。主神がランドールの“主神“であると認められた。同時期に主神が光神、天空神、闇神、大地神を単独で生み出す。光神と闇神が同一人物という説もあるが、同一の概念から二つに分裂した、というのが真実。天空神と大地神については、発生の現場を心神が見ていたわけではないので不確かだが、光神と闇神のようにして生まれたと推測される。この四神が生み出されたとされた後に、これまでの神々がいた領域以外の領域が発生したとされているが、真偽は不明。未知の領域が発生した後、そこから開拓者を汲み出したのか、開拓者の発生により、未知の領域が発生したのか。前者の場合、この頃から主神は嘘をついていたことになる。
三三年:存在が安定してきた開拓者は、未知の領域の調査に駆り出される。三四年:開拓者の調査により、未知の領域では神々の領域よりも容易に事象の引き出し、創造、破壊ができると分かる。遊神と創造神(ルゾーロ)が命神の力添えで世界の記憶から生き物の情報を読み取り、何万体か生み出す。しかし、神々のいる環境に耐えられずもれなく即死。このことに命神はひどく心を痛め、未知の領域を神々以外の生物が暮らせるようにしようと提案する。主神をはじめ、他の神々も承諾した。
三五年:大地神が水神と草木神を単独で生み出す。
三六年:天空神と光神が太陽神を、天空神と闇神が月神を生み出す。この後、未知の領域に空と大地を作ると、朝と夜が生まれ、概念的な生と死ができた。水神と草木神の力により、森が生まれ、川ができ、海が生み出された。この時点で、世界の記憶にあった生物のほとんどは生息できるようになっていた。人間もまたそうであったが、結びの神が猛反対したことにより保留に。
三七年:太陽神と月神が、生き物が神を忘れぬようにするため、火神、雷神、音神を生み出した。
三八年:月神と命神が人間を百体ほど生み出す。結びの神が唯一心を許している心神を先に説得したため、問題は起こらなかった。
四〇年:生き物が暮らせる領域(旧・未知の領域)が完成する。この領域を「シア」、神が暮らす領域を「ヒア」と祈りの神は名付けた。
四五年:第四世代(太陽神と月神を除く)の神々は、シアへと移住。生き物が勝手をしないか見守るためでもあったが、一番の大きな理由は主神と武神の不仲を感じ取ったからではないかと言われている。
五〇年:ヒアの神々で共同生活の規則を定める。