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深夜…「ダーティアライアンス」とヘリコニアが遭遇した直後、セルタウン。

コデマリ「この街にはジガルデって守護神が眠ってんの。」

ヘリコニア「あ”ー、知ってる知ってる。ジガルデが操るジガルデセルもな」

コデマリ「あっそ。それに頼ってるせいでこの街の人間の警備は弱い…戦闘力としての意味じゃないよ。犯罪を『見つける』たぐいの事をジガルデセルに任せっきりなの」

「そこを突く。簡単にできるよ、完全犯罪がね」

ヘリコニア(出来るのか!?突破出来るのか!?ジガルデセルを…!?)


第6話

障壁をブチ壊せ!


整備された道を通り抜け、森の入り口が見える。


コブシ「これが『妖(あやかし)の森』だよ!賊がいるってところもそろそろ近いかもしれない…」

そう言い森に入ろうとすると…木の上から人影が2つ降ってくる!

ルディア「敵!」デュランタ「奇襲!」

空中で攻撃を仕掛けてくるが、3人全員が後ろに下がり避ける…

だが、2人の敵に囲まれて挟み撃ちの状態になる。

背中合わせで戦闘体制に入る…

モヒカンの男「チッ、今年は3人いるのか?」

黒髪の男「いいさ、見せしめに殺してやろう。」

ルディア「そうはいかないよ、邪魔しないで!」

モヒカンの敵に斬りかかるが…すり抜けてしまう!

ルディア「えっ!?」

モヒカン「ざ〜んね〜ん!」

モヒカン男の肌からなぜかナイフが出現し、手に取って男の反撃が来る!

デュランタ(『十八変化の地本』!)

デュランタが地面に手のひらを当てると、地面を操り敵2人を、それぞれ反対方向の斜め上に突き出す!敵が空中に放り出される。

黒髪「うおっ」

モヒカン「チィッ…」

デュランタ「悪いが付き合ってられない。手っ取り早く済ませよう」

コブシ「でや〜!!」

浮いた黒髪にコブシの正拳突きが命中し、後ろに吹き飛ばす!

黒髪「ぐぅっ!!」

デュランタ「ルディア!悪いが分断だ!援護はほぼできない!」

ルディア「全く問題ないよ!」

コブシ「負けないでね!」

ルディアがモヒカンに、デュランタとコブシが黒髪に接近する。

モヒカン「ケヒヒッ、ガキ一人で俺に勝つなんて無理に決まってんだろがよ!」

そう言うと、モヒカンの肩前方に…武器の取っ手が浮き上がる!

ルディア(まただ!ナイフの時みたいに…『特性』なのかな?)

それをモヒカンが手に取り引き出すと、蛇腹剣がどんどん肌から伸びて…伸びて…伸びて…

モヒカン男の身長よりも倍ほどに長い蛇腹剣になる!

モヒカン「ケヒヒッ…こりゃあ痛えぞ〜!!」

蛇腹剣を振りかかり、刃がルディアを襲う!

ルディア「ふんっ」

それを大剣で弾き返す…

しかしモヒカンは先ほど振った方向と反対に1回転し振り掛かり、刃がまた反対から襲う!

また大剣で刃から身を守ろうとするが…

刃の勢いは想定以上で、大剣で防ぐことはできてもその後方まで刃は届き、背中に蛇腹の刃が巻きつく!

ルディア「うそっ!?」

モヒカン「ケヒャァッ、ざまあ!」

ルディア「…こうなるなら…綱引きの時間だよ!!」

モヒカン「は!?」

刃が肌を裂いていると言うのに、それをものともせずにすごいパワーで蛇腹の刃を上方向に引っ張り、モヒカン男が必死に引っ張り返そうとするが…

逆効果に働き、ルディアが斜め後ろに強く引っ張るとともにモヒカンが体勢を崩してルディアの方向に寄せられる!

モヒカン「うおおっ!?」

ルディア「喰らえ!!」

「世界に──光を!」

すり抜けることもなく、片手で光の込められた大剣を頭に命中させる!!

モヒカン「か…はっ」

モヒカンは地面に倒れる──


一方、数十秒前のデュランタとコブシ…

デュランタ(追撃だ!『十八変化の地本』!)

また地面に手を当て、地面が2つの大きなトゲを形成し…交差するように空中の黒髪に襲いかかる!

だが、黒髪はなんと足から炎を吹き出して空中で回避する!

黒髪「んおっと、物騒だなあオイ。」

デュランタ(特性持ちか…ただ単に炎を放出する単純なものだろうか?)

「いきなり襲いかかってきたような奴らに言われたくないね。」

コブシ「ほんとほんと!」

デュランタ(避けられるなら囲ってやる…!)

また地面を操ると、黒髪の周囲を囲うように円形の壁が盛り上がる。

黒髪「お?」

すると壁が中央に向かって閉じ、小さいドーム状に変形し…その中に黒髪が閉じ込められる!

デュランタ(次の適応可能まで10秒ほど、それまでどうやって有効な手を出すか…このドームも長くは持たない、土で締め落とすか!)

「ハァァッ…」

ドームがどんどん縮小してゆく。

──が。


ドカァン!

ドーム内部から爆発音がし、黒煙と共に穴が開く。

黒髪が煙を払って出てくる…

コブシ「ひょえ〜!すごい威力…」

黒髪「小賢しいなァ、さすがテキオリョクの野蛮人だ。」

デュランタ「お前の方が野蛮だと思うがな。」

(破られるか、炎を放出する特性のようだ…次の適応まで物量で押し切る!)

「コブシ、下がれ!」

まるで波のように、高い地面の壁を絶え間なく作り、黒髪を近づけさせまいと押し続ける。

デュランタ「壁の横から敵が来ないように警戒していてくれ!」

コブシ「了解!」

だが、数秒後──土の大波の上に浮遊する黒髪がその目に映る!

デュランタ(炎での浮遊…予想はしていたが、上昇まで可能なほどの出力があるのか…!)

「コブシ、下がれ!」

自分たちを守るように土のベールを作る。

黒髪「無駄だってわからねえかなあ!!」

突撃し、土のベールに触れる!

黒髪(この後ろに奴らはいる!火力全開で…爆破だ!)

爆破が炸裂し、土の壁は弾き飛び、そのさらに奥深くへ炎は届く──!


──が!


炎の量が、出したより明らかに多い上──その奥に、よろける様子もなく平然と立っている人影が見える!

黒髪「んなに!?」

黒髪は状況が分からず、数歩下がる。

デュランタ「『適応』可能時間までほぼほぼピッタリだ…残念だったな。」

黒髪「お前…!どうやって防いだ!?」

デュランタ「『十八変化の白本(てきおうりょく)』…触れたものに20秒間適応できる能力だ。今回は地面の次にお前の炎に適応させてもらった…炎に耐性が持てる上、こうやって炎を操ることもできる。」

人差し指の上に炎を宿し、蝶のように操ってみせる。

黒髪「くっ…知るかよ!」

黒髪が手を前に突き出し、炎をブワッと放出する!

デュランタ「何度やっても無駄だ!」

(『十八変化の炎本』!)

広い炎の膜を張って相殺を試みる…

黒髪(たわけ!要するにコピーだろ?こんな簡単に作れちまう複製品がオリジナルより強いわけねえ!耐性だなんだ言いやがるが出力はこっちのが上だろうが…!このまま押し切ってあの女も焼いてから──)

(そういや、あの女は!?)

コブシ「たぁーっ!!」

背後から首元に、肘で非常に強い打撃を与える!

黒髪「か…はっ」

力なく倒れる。

デュランタ「ふぅ…指示する暇もなかったが、必要もなかったな。よくやってくれた。」

コブシ「人と本気でやり合うのはあんまり経験ないけど、戦いならまあまあやってるからねー!」

ルディア「こっちは終わったよ!」

デュランタの後ろからルディアが走ってくる。

コブシ「ルディアちゃん!よかった〜…こいつ、まだ炎出すかもしれないから近づかないでね!」


コブシは後ろに下がり、反対にデュランタは倒れた黒髪に近づく。


デュランタ「生き残るチャンスをやろう。他に仲間は?」

黒髪「…死ねよクソ野郎ども…」

デュランタ「…」

無言で炎を放出する。

黒髪「うあああっ!!!あちい!!!」

デュランタ「死にたいのか、馬鹿野郎。質問に答えろ」

黒髪「お前らみたいなバカなやつのせいでどんどんテキオリョクが悪くなってくんだよ…!」

「もうこの肌のペイントもウンザリだ!!!お前らみたいなのがいなきゃ…」

先ほどよりはるかに強い出力で炎を出力する!

黒髪「うおあああああ!!」

ジタバタと暴れ回ったのち、動かなくなる。

コブシ「ええっ…これ大丈夫?生きてるの…?」

デュランタ「死ぬほどの火力じゃない。全身に後遺症が残るだろうが、受けて当然の仕打ちだ」

ルディア「あはは…すごいね。」

デュランタ「こいつらは…まあ、拘束だけしておけば部族民が運んでくれるだろう。ここは集落から離れていないしね。」

「さて…まだ敵がいる可能性はあるが、あっちの敵もこいつもテキオリョク人だ。そう多く人数がいるとは思えないし…そもそも深く計画を練れる奴らじゃないはずだ、まだ敵がいたらこのタイミングで全員襲ってきてるだろう。」

「故に敵はもういないと推測する。確定したわけではないがな…早く象徴選抜を完遂しに行こう。」

コブシ「おっけー!ほんと便利だよね、お兄ちゃんがいると。」

ルディア「そう言う事なら、ゴーゴー!」

3人は森の中を走ってゆく…


第6話

障壁をブチ壊せ!

END

ザ・ファーストスターライト

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