続きです!
ではスタート!
⚠️太中⚠️
bl注意
それから太宰は俺の家に泊まった、だが最悪な事が起こったのはその後だった
しっかりと見てるつもりだった、だが、遅かったのだ
俺は必死に足を走らせ息を荒くして太宰の元へ、”虐めっ子達”の元へ行った
ついた時、絶望した
太宰は目をつぶって血だらけで、微かに涙もあって…..亡骸と化していた
俺は怒りに任せて虐めっ子達全員その場で皆殺しにした
ここは丁度普段誰も居ないの路地だったので誰にも見られていない
俺は太宰の方に足をかたむけた、目の前には太宰の亡骸
俺はその亡骸をそっと抱いた、目は涙で滲み、息は荒くなり、そのまま俺は泣き叫んだ
何故だ、何故守れない、俺は、なんのために太宰を監視してたと、何故こうなった…..
数時間前
中也『よし、太宰!帰るぞ!』
太宰『うん!』
虐めっ子『おい、太宰』
太宰『ビクッ…』
中也『がしっ』
太宰を引き寄せる
太宰『!』
中也『太宰は今日も用事があるんだ、手前等に構ってる暇はねぇ、分かったか?ほら帰った帰った』
虐めっ子『そうか、分かった、』
随分素直に受け入れたな…
中也『じゃあな』
虐めっ子『おう』
太宰さんの家の前
太宰『じゃあね』
中也『泊まれよ!!』
太宰『今日は親帰って来てるし無理!』
中也『…何かあったら言えよ!な?』
太宰『うん』
俺が帰ろうと後ろを向いた時太宰が一言、俺に
太宰『ありがとう』
と言った、幸せで胸がいっぱいになった
前のが夢なら良かったのに….
その後だ、太宰から着信があった、だが出たのは虐めっ子達だった
虐めっ子『今なぁー○○に居てよー』
虐めっ子『生意気な手前に絶望与えたくてよ、』
こいつが何を言っているのか分からなかった
虐めっ子『太宰さーん?中也ですよ〜?』
俺は嫌な予感した、すると太宰のかすれた声が聞こえた
太宰『ちゅ….や….?』
中也『ッッッッ!!!』
その声はまるで死ぬ間際の声だった
その瞬間ビデオ通話に切り替わった
虐めっ子『今どんな気分ー?中原〜』
その画面の向こうには殴られ蹴られナイフに裂けられた太宰が居た、その瞬間俺はビデオ通話を切り家を飛び出した
そして俺は○○に急いで向かった
それで今、この状況だ
俺は、守れなかった、まただ、少しでも用心しておくべきだった、無理矢理にでも俺の家に泊めておけばよかった、俺は反省を繰り返し、それと同時に前の死んだ愛する人を守れなかった事に悔しさや惨めさを感じた
そこからは記憶は無い、だが目を開けたらまた天井があった
俺は起き上がった、頭痛がして目が乾いていて、声が震えていて
そして隣からまた、声が聞こえた
太宰、の声だ、俺は泣いた、沢山泣いた、太宰に抱きついて泣いた彼奴の温もりを感じる、体全体に、とても落ち着いた、あぁ良かった、さっきまでのは夢だったんだな、良かった、本当に良かった
太宰が俺に声をかける
太宰『中也…?なんで泣いてるの..?』
太宰『…….僕のせい?』
中也『ちがっ!』
あれ、この会話、聞いた事がある、タイムスリップした時のだ、
中也『太宰…..今日…..何日だ….?』
太宰『はぁ?頭打ったから記憶喪失にでもなった?今日は5月14日だよ』
その言葉を聞いた瞬間俺は1つ嫌な想像をした
信じたくない、だが、もしかしたら
という事なのか….?
【嫌だ】そんな言葉が脳に蔓延する
このタイムスリップの中何回太宰を守れるか分からない、いつ、どこで死ぬかも分からない、その度太宰の死に様を見て、亡骸を見て、涙を沢山流して、絶望して、苦しくなる、こんなの生殺しだ
また俺は太宰に付き纏った、だが虐めっ子達に抗う方法を変えた、そう、俺も虐められる事だ
太宰は凄く俺を心配してくれた、それだけで苦しさでいっぱいになった俺の心は癒された
だから俺もお返しのつもりで太宰を癒した、沢山褒めて、沢山抱きついた
太宰はその度涙を流していた
俺はその度太宰を助けられた、と自分で勝手に都合のいい勘違いをしていた、だがその行動はまったく太宰に響いていなくて、また太宰を亡くした、
死んだ原因は事故死、死ぬ間際は、俺は太宰の目の前に居た、また愛する人を目の前で亡くした、苦しくて、また涙を流して、目の前には血まみれの太宰が居て、
何故事故死をしたのか真相を聞いた時は、今すぐ太宰をひいたやつを殺したくなった、、何故なら、殺したのは、太宰の親なのだ
俺は親と面会した時に必死に質問攻めをした
『何故殺したのか』『子供に何故そんな事が出来るのか』『親は、子を守る者ではないのか』『お前にとって太宰はなんだ』ってな太宰の親は鼻で笑いながら答えた
『もう役目を果たしたから殺した』『子供なんて、産みたくて産んだんじゃない』『そんなのただのお前等の理想だ、血が繋がってるやら痛めて産んだやら、そんな理由で好きになっているだけで、そんなものがなかったら嫌いになっているだろう』『ただの道具』
俺は頭にきた、面会した時から会話を録音していた、そしてそれを裁判に突き出し、口論をし、太宰の親を無期懲役にした
だからって俺の怒りが収まるわけではない、ずっとずっとずっとずっと、頭の中にへばりついてくる、あの太宰が死んだ時のかすれた声、ぐちゃって、太宰が引かれ、裂かれる音、いくら遮りたくても遮れない音、この音に俺は毎日苦しみ、悶える、夢にも太宰の死んだ時の映像が出てくる、苦しくて、苦しくて、正直もう死んだ方がマシだ、だが、それを神は許さない
終了です!!
読みにくかったり長かったり変なところがあったらごめんなさい….!
ではさようなら〜!
コメント
25件
親マジで......ほんとにさ...やめて? 泣きそうになって それはともかく素晴らしく好きです
うわー!中也カッコいい...矢張り貴方は神だ!一生尊敬します‼︎‼︎
......タイムスリップ大好きなんですよッッッッ、愛します....