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俺は醜い。
誰よりも太っている。顔立ちだって良くない。
でも、唯一の取り柄は、この声。
みんなに、「声”だけは”いいのに」ってよく言われる。
俺は、この世界が大っ嫌いだ。
他人を外見だけでしか見れない、この世界が。
しかも、顔立ちが良かったら、性格が悪い。自分を「かっこいい」「可愛い」って思っているから。
立派な偏見だけど、だいたいの人はそうだ。
…でも、そんなことしか思えない僕の黒く染った心を綺麗にしてくれるのは、ある”場所”
なによりも綺麗な所。
もう、体の1部と言っても過言では無い場所だ。
そんなところで出会ったのは、ある1人の訳あり少女。
その子に、俺は恋をした。