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七日目
太「あぁ……」
朝が来てしまった辛くおぞましい朝が
隣にいる中也がこれで最後と思うと辛い
1日目に戻りたいぐらいだ
ふと冷たい君の記憶が横切る
中「はよ……」
太「っ……」
太「うんおはよ……」
全ての気持ちを押し殺した私はどんな表情だろうね……
朝ごはんを食べ他愛のない話をしてた
太「中也は夜に帰るんでしょ? 」
中「あぁ……」
太「そっか」
気まずいその一言で表せる空気だった
中「ねぇ」
太「ん?」
ギュッ
太「ど、どうしたの!?」
中「寂しい……ねぇ」
中「俺が飛びだったら〇×倉庫の3段目の引き出しを開けてくれ 」
中「てめぇに伝えたいことは全てそこに乗ってる」
中「だから見ろよ」
太「うん!!」(中也らしい……)
夜🌃
深夜11時
太「中也……愛してるから……忘れないでよね」
中「あたりめぇだろ」
中「離れずらいぜぇ……」
ビッピッピッ
天「われは天より舞い降りし使い」
天「レミと呼んでください」
太「ねぇほんとに連れてくの?」
天「いちどしんだものは 」
天「連れて帰らないといけませんので……」
天「時間が詰まっておりますので」
中「太宰ありがとう」
中「好きだほんとに好きだ」
中「だから……これからは隣にいねぇがずっとみてるからな!」
太「あっ……ねぇやっぱりやめてよ……無理だよ……」
中「っく……笑顔で別れるつもりだったのに……」
中「てめぇはてめぇで進むんだ……治」
中「愛してる」
太「私も」
太「愛してるよ」ポロッ
太「さよなら……中也」
中「さよなら太宰」
永遠のお別れだ
天「では時空を閉じます」シュンッ
太「あ、あ、あぁぁぁぁっ!!」ポロボロ
さっきまであった温もりが……たった一人が
こんなにもこの部屋を寂しくする
中也……君は私の隣にもう居ないんだ……
中「……」ポロボロ
天「泣いてばかり居ては困ります」
中「……」ポロボロ
天「中也さん一つだけあなたに交渉をもちかけましょう」
中「なん、だよ……」
天「あなたを現世に戻せます 」
中「ほ、ほんとか!?」
天「ですが条件があります 」
中「なんだ?」
天「あなたが死ぬ前から始まります」
天「つまりもう一度死ぬかもしれません」
天「そして未来を変えたいならあなた自身の手でするのです」
天「記憶があるのはあなたと太宰さんだけ」
天「過去に戻りますか?」
俺の答え?んなの決まってる
中「俺は……」
中「過去に戻るっ!!」
シュンッ
中「ほんとに戻ってきた」
モブA「うわぁぁぁぁ!」
中「この後……!!」
中「くそっ」
中「未来を知ってる俺だからできる」
中「あの時は回避できなかったが」
中「仕返しだ!重力操作!!」
敵「ぐはぁっ!!」
中「た、倒せた……未来を変えれた……」ポロボロ
太「中也!!」
中「あ、太宰……」
太「あぁ良かった……」
中「ごめん……太宰……」
太「ぅぅっ、」ポロボロ
2人は泣きあった声がかれるほどに……
天「運命はそう変えられまいと思ったんですけどねぇ?」
天A「なんでチャンスなんかあげたのよ」
天「そんなの今日は七夕よ?」
天「お願いぐらい叶えなきゃ」
天A「そう、あなたらしいわ」
天「2人は幸せでいて欲しいよ……」
天「私の役目も終わりだ天界に戻りますか 」
天A「そうね」
天「とにかく」
太「うっ……」ポロボロ
中「ひぐっ……」ポロボロ
天**「*幸せそうで良かった*」**
皆様
今日は七夕ですこのタイトルは、
本当は七夕の夜にでした
七夕はお願いをする日です
どうか皆様に幸せがまいおりますように(*˘︶˘*).。.:*♡
ではまた次回にお会いしましょう
次回は番外編です(Rあるよー)
さようなら
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