〝 第1章 好きな人 〟
𑁍 𑁍 𑁍
唯「 おあよ ~ 」
2組と書かれた教室の扉を開け 、目を擦りながら自分の席へ向かう 。
いつものように席に座ると 、左斜め前の席から声がした 。
宮井 光「 おはよ 、唯 。
相変わらず眠そうな顔だな 笑 」
彼は私と同じバスケ部の1人 。同じバスケ部とは言っても 、私はただのマネージャーだけど … 。
加えて光は部活で親しくなるようになるにつれて、恋に落ちてしまった相手でもある 。
バスケで時間を共にしていくにつれて 、私は彼に確実に惹かれていた 。
そう 、要するに私は現在この宮井 光が好きなんだ 。
唯「 む 、、眠そうな顔は余計な一言だし …
。」
ぷくーと頬を含ませながらも、光と話せたことに内心にやけながらカバンを下ろす 。
そんな私に光は ごめんって と笑って返した 。
ただ 、楽しいと感じたのもつかの間 。
私はとてつもない視線を感じて少し鳥肌がたったのを感じた 。
私の幸せな毎日の生活は 、いつも彼女によって壊されていた 。
そう 。 朝霧 舞依に …
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