nzm視点(9歳)
僕はいつも理不尽な理由で親に暴力を受けていた
「料理が不味い」「イライラする」「見た目が違う」………とかね、
痛い
熱い
気持ち悪い
怖い、
いつも思ってた
『なんで僕だけが』って
外の世界を知りたい
こんな家出たい
でも
行く宛がない
お金も無い
…そうだ、倒せば良いんだ
正義は悪を倒すんだ
そして少年は手に包丁を持ち不敵な笑みを浮かべ玄関に立った
「ばいばい大嫌いなお父さん、お母さん」