「」こうたん 『』いもむし 【】その他の人物
いつもと変わらない朝。僕は目を覚ました、
カーテンから漏れる光が眩しく目が開けれない。
「ん〜’、はぁ、」
「研究室、行くかぁ、」
白衣に着替え研究室へ向かい、研究道具を持つ
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今日は新しいクリーチャーを造るつもりだ。
何があっても大丈夫な様に大きい地下室へ向かった。
「そうだ、電話しよっと」
📞🎶…..
「いもむし〜?」
『何、?』
「研究室に来れるかなって思って」
『今から行くの?』
「うん、今日はねぇ大きな研究をするんだよ!」
『それって安全を保証できるの?』
「ん〜、まぁ、ヘルメットとか、ある程度の装備をしたら多分、
大丈夫だと思うけどもし駄目だったら緊急停止装置を
起動させるから死ぬ確率は大体30%くらいかな」
『死ぬ確率が30%もある実験に素人の俺を呼ぶなよ….、』
そんな阿保がする様な会話をしながら、いもむしと話し続けた。
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僕はいもむしに会った
「来てくれてありがとういもむし!!」
『はぁ、』
そう、今日僕がやりたかったのは人体実験。
その為にいもむしを呼んだ。
なんで他の人じゃ無いのかって、?それは僕といもむしを同じ生物、
一緒にする為。愛した人と繋がれるなんて僕は最高の気分だよ!
なんて思いながら窓を開け、いつもより暗く見える空を見た。
「いもむし〜、好きな人と一緒に居たい?」
『え、まぁうん』
「そっか!」
こんな会話をしてるうちに時間はどんどん過ぎ去る。
約束の実験をする時間になった。
僕は何の実験をするかをいもむしに伝えた。
『は、?嘘….、』
「嘘じゃ無いよ!笑」
「好きな人と一緒になれるのは幸せでしょう?」
僕はそう言うといもむしは驚いた様な、恐がっている様な
顔を僕に見せた。
その時に僕は思った
「いもむし、好きだよ」
この言葉を放った後、僕はいもむしの腹部を刺した。
包丁に滴るいもむしの血、どんどん静かになっていく地下室。
と言っても、僕が刺したのは胃の部分、つまり、心臓は刺していない。
「これで僕といもむしは一緒になれる、!!!」
こんな事を言いながらどんどんいもむしの身体を
ぶちぶちと音を鳴らしながら解体していった。
心臓だけを丁寧に取り出し、巨大冷凍庫へと入れた。
次は僕の番。
僕の心臓を取り出し、いもむしの心臓を入れる。
僕の心臓はいもむしに、いもむしの心臓は僕に。
まぁ、流石に心臓を取り出すのは痛いが、僕のクローンに手術をして貰えば
安心安全だ。
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少し痛かったが、無事成功した。
なんだか少しネガティブになった気がする。
元々の僕のポジティブさで何とか保っていられる。
これで僕といもむしはやっと一緒になれた。
あれ….、なんか苦しい、?
『…..』
「嘘だ…、」
そこには泣きながら自分の胸を刺したいもむしの姿があった。
勿論、心臓は僕の物。
つまりいもむしは最後、自分の意思で僕の心臓を刺した。
だんだん視界が黒くなって行く。
そのまま一夜が過ぎた
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『ん〜’、はぁ、』
『研究室、行くかぁ、』
僕l
僕のl
僕のにl
僕のにせl
僕のにせもl
僕の偽物l
僕の偽物がl
「助、ケ…..て」
コメント
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サムネのイラスト凄いし、内容凝ってて最高!!✨