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「芹那が警察とか意外だよね」
今日は久しぶりに任務がなく、同期3人仲良く授業を受けていた。
「上の指示だがな」
「へへー、似合う?」
「「似合わない」」
「えー。悟が教師の方が似合わないよ」
「えー。僕なんでも似合うと思うんだけど」
「私の医者が一番しっくりくるな」
「「それな」」
「全員、術師は辞めないと」
「辞めれないだろ」
「「ああ」」
みんな、腐っても呪術師だった。今更、一般社会に溶け込めるとも思えない。
「私が一番一般社会に近いよね」
「でも内容聞く限り、術師となんら変わんねーだろ」
「まあね」
ゼロとヒロはめでたく、東大に受かった。今日は合格祝い。
「2人とも、おめでとー」
「「ありがとう」」
「凄いねー、相変わらず」
「セリが見てくれたおかげでもあるよ」
「いやいや、謙遜しなさんなって。ゼロはまた首席?」
「まあな」
「ゼロね、セリが居ないと張り合える奴いなくてつまらなそうに勉強するんだ」
「えー、ヒロいるじゃん」
「俺じゃゼロの相手は無理だよ」
「そ?」
「セリは来年編入だろ?」
「おん」
「どこに行くとか決めてるの?」
「んー…今んとこ慶應かなー」
「えー、こっち来ないの?」
「考えてはいるけどね」
「まさか、俺に負けるのが怖いわけじゃないだろ?」
「なわけw」
「次はセリの番だね」
「教えてねー。せ、ん、ぱ、い?」
「セリなら教える必要無いだろ」
「えー、意地悪」
こうしてお祝いは終わった。