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流石に青さん心配したけど、桃さんが変わって配信してくれたのが好きすぎた 🥹🥹
1日遅れだけど描きましたっ ‼️ どうぞ 😽🎵
( 桃さんのスペース、青さんの緊急会見配信、見てないんであんまり詳しくはわかっていません 😭💭 )
桃「………っ、」
ばか、ばかばかばかばか…っ!
なにリスナーを心配させてんだよ、なに浮上してねぇんだよ。
仕事終わってなかったら連絡してよ、俺にだけでもいいから…っ。
桃「…電話…も出ない…」
俺の相棒、いふ。
アイツは普段ずっっっと仕事をしていていつもこの時間帯まで仕事をしている。
けれど、今日はアイツが配信枠を取っている、ちゃんと残業がないのも確認済みだ。
…それなのに1時間も遅れてる。流石に可笑しい。
俺はリスナーのエゴサで知ったわけじゃない、まろの配信自体が大好きでよく仕事のお供にしているからいつもアイツの枠のときは待機しているが一向に始まらない、オンポスが一向に行われない。
桃「……マジでなにしてんの?アイツ…。」
別に怒ってはいない。
ただただ心配をしているだけ、…でもちょびっとだけ怒ってはいる。
リスナーになにも言わずにそれどころかメンバーの誰にも言わずに消えて配信をすっぽかして。
さすがの俺でも心配するし怒るだろこれ。
桃「…………ふざけんなし。」
いくら電話をかけてもアイツは出ないまま。
…こんな雷雨の中でなんも音沙汰もないのは普通に事故ってるんじゃ…
なんて怖い考えにも辿り着く。
きっとこれはリスナーと同じ考え、だったら…少しでも俺が安心させないと。
桃「…あーあー、大丈夫そうっすかね?」
最近ようやく慣れてきた、スペース機能を使って配信を開く。
俺の声を聞かせて少しでも安心させたい。
…大丈夫、大丈夫だよ…まろは絶対に無事なんだから。
桃「なんか大変そうだね〜w」
…頼むから寝ていてくれ。
青「…………やっっっっっっっば」
えー、いふまろです。こんばんは。
…本日は私が配信枠を取っていました。
そして、残業もなく無事終わらせることはできたんですけど…色々会社でハプニングがありすぎて…、疲れすぎていましたね。
青「え、ぜっっっったいリスナーさん心配しとるよな??アイツらだもんな。」
急いでパソコンを立ち上げて配信アプリを開く。
その時にスマホで起きたことを知らせようとスマホを開いたとき、とんでもない量の着信履歴が目に入った。
すべて同じ人からの電話で多分俺の生きてるか確認しようと電話をかけてくれたのだろう。
起きたことを知らせる投稿を打ちこみ、投稿し、とんでもない量の着信履歴を送ってきた送り主のアカウントページに飛ぶ。
どうやら、俺が起きるまでアイツは配信してくれたみたい。
青「…ないこにお礼も言いたいし、スペース入るかぁ…」
そう呟いて、参加する。
すぐに気付いたないこは俺を上げてくれて、喋れるモードになる。
声がガラガラで出せそうな状態じゃなかったからちょうどたまたますぐ近くにあった水を1口のみ、「あーあー」って軽く呟く。
そうすると思いっきり心配をかけてしまったリスナーさんからは安心の声が上がる。
青「ほんっっまにすんませんでした。」
桃「マジでなにしてんの?w」
青「いや…タヒんでた。」
笑ってるないこ。コイツヘラヘラしているように見えて絶対に怒ってたなっていうのが感じ取れる。
ないこにも心配かけてしまったな…こりゃ、寿司奢り確定。
桃「じゃっ、まろに変わるから。」
青「…マジでありがとう……」
桃「いーえー、じゃあ閉じるね、おやすみなさい。」
リスナーさんにそう声かけてスペースを閉じられる。
かと思ったらすぐにスマホが鳴る。
どうやら電話しろとのことで、ブーブーとスマホが震えている。
青「…ないこ?」
桃「お前なにがあったん?」
青「寝てた、ぐっすりと。」
桃「………よかった。」
小さくそう呟くないこ。
多分俺に伝えるために発した言葉ではないのだろうけれど、運よくないこのスマホはその声を拾ってしまい俺にも聞こえてくる。
「ありがとう」って伝えると多分顔を真っ赤に染めて「別に」って呟いた。
…ホンマに申し訳ないことした…
青「配信してくるな、謝罪会見やな。これは…」
桃「あはっ、ないふのときのあの背景使えるやんw」
青「使いまわしやな。」
なんてくだらない会話を交わして配信の背景をつくる。
完成するとないことの通話も閉じて配信を始める。
そのコメント欄はとても暖かくて「無事で良かった」みたいなコメントばかり。
…でも俺は見逃さなかったよ、ないこが「心配かけさせんなバカ」なんていいたげな「よかった」を送ってきたことを。
なにからなにまでないこに世話になった、今度なにかマジで奢ってやろう。
なんて考えながら配信に声を入れる。
青「…大変申し訳ございませんでした…っっ!!」
その言葉を発したとき、愛しい彼が笑ったような気がした。
end…