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テラーノベルの小説コンテスト 第3回テノコン 2024年7月1日〜9月30日まで
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第 2 話

あ と メ リ ク リ ( 2 0 2 3 / 1 2 / 2 5 )

Switch の

リ ン グ フ ィ ッ ト ア ド ベ ン チ ャ ー 貰 っ た























いつも通り、上靴に入ったたくさんの画鋲をゴミ箱に捨てる


そして沢山の罵声や小声を耳に入れながら教室へ向かう



今日はヤンキーやギャルに絡まれなくて良かった。



教室の扉をガラガラと古い音を立てて開ける


自分の席へ向かう


相変わらず机も、椅子もボロボロだ



貧乏人、汚物、臭い、視界に入るな、来るな


その他罵詈雑言が書かれている


椅子も机もカッターで切られた



僕は気にせず座る


勿論座り心地は悪い


でも、そんなのを言っている暇なんて無い


僕が来るとすぐにパンピーが近づいて来た


すると



「金」



その一言だけ


まるで今までに会話をしたことがあり


これだけでも意思疎通ができると言いたいような一言



「無い…です」



僕はポケットの中の拾った100円玉を震える手で握り締め


震える声で言った



「そのポッケに突っ込んでる手は何だよ」



気付かれた


やっぱり僕は隠すのが下手なようだ


震える手で100円を差し出し



「こ、これで全部です…」



と、震える声で言った



「チッこれだけかよ」



パンピーは怒った声で言った



(バギッ



次の瞬間、人間から出てはいけない音が出た


…殴られたのだ


クラスメイトも、担任も、校長も、教育委員会も、


親にですら見放された僕が殴られても誰も気にしない


何なら殺されても気にしないだろう


むしろせいせいすると言うだろう


僕は声も出さず大人しく殴られたり蹴られたりしている




慣れているから。

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