テラーノベル
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こちらは🌈🕒️の二次創作です
御本人には一切関係ありません
VTA絡みです
センシティブ要素はありませんが少し不穏です
この先伏字なし
二次創作の小説を描くのがめちゃくちゃ久しぶりです
ご了承ください
なにを書きたかったのか途中からわからなくなりました
星導視点
その夜は収録を終えたので、誰もいない廊下をひとりで歩いていました。
にじさんじのスタジオには、深夜になると独特の静けさが降ります。
機材の冷却音。遠くで点滅する非常灯。壁に貼られた、かつての企画ポスター。
すこし不気味だなと思ってたら通知音がなりました。
相手は小柳くん
『ミッション旧校舎にいる小柳をさがせ』
「……小柳くん、こんな悪趣味な呼び出し方するんだ」
冗談めかして呟いたものの、返事はなかった。
VTAにいた頃の話は、時々、誰かの記憶からこぼれ落ちる。講義の内容。教室の配置。隣の席にいた人間の名前。
そして、存在していたはずのない教室の話。
でも俺は聞いてもなにも思い出せなかった。
俺と小柳くんが話してるだけの動画。
コメント欄には『小柳にしかない記憶」ただそう書かれていた
意味がわからなかった。俺と小柳くんが出会ったのは俺の記憶がなくなってから。
なのにそれ以前に俺との記憶が小柳くんにあるのはおかしい
ふと足元をみると1枚の紙が落ちていた
そこには、子どもが書いたのだろうか拙い字でこう書かれていた。
――まだ、ひとり足りない。
廊下の突き当たりで、照明がひとつ消えた。
その瞬間、またスマートフォンが震える。
『来るな』
小柳くんからのメッセージだった。
続けて、もう一件。
『来るなら、絶対に名前を呼ぶな』
俺は画面を見つめたまま、ゆっくりと顔を上げました。
目の前には、さっきまでなかった扉があります
古びたプレートには、薄く「第七教室」と刻まれていました。
「小柳くん?」
呼んではいけないと書かれていたのに、声が出た。
扉の向こうで、椅子を引く音がしました。
「……星導」
返ってきた声は、確かに小柳くんのものでした。
しかし、妙に遠い。壁一枚の向こうではなく、カセットテープで録音したようなそんな声
「そこにいるんですか?」
「いる。けど、入るな」
「じゃあ、どうして呼んだんです?」
しばらく沈黙が続いた。
やがて、扉の下の隙間から、紙が一枚滑り出てきました。
そこには、VTAの講義名簿らしきものが印刷されていました。
名前はすべて黒く塗りつぶされています。
ただ一番下にだけ、文字が残っていました。
――星導晶
――小柳ロウ
――未登録
俺の背後で、また照明が消えました。
暗闇の中、教室の内側から小柳くんがいつもより低い声で言いました。
「星導。今すぐ、俺の名前を呼べ」
「……え?」
「呼べ。大きな声で」
「でも、さっきは呼ぶなって」
「さっきの俺は、もうここにはいない」
扉の向こうで、何かが笑った。
小柳くんの声で。
小柳くんの呼吸で。
小柳くんの口調を、少しだけ真似しながら。
「ショウ、早く」
俺は怖くなって一歩後ずさりました。
だって普段小柳くんは俺の事「星導」って呼ぶはずなのに
すると廊下の奥から、誰かが歩いてくる音がしました。
ゆっくり、規則正しく。
足音の主が暗がりから姿を現す。
それは小柳くんでした。
いつものように気だるそうな顔で、片手をポケットに入れている。
「……やっぱり来たか」
俺は、扉と小柳を交互に見ました。
だって扉の向こうにも小柳くんがいるはずだから。
だから言いました
「小柳さんが、ふたり?」
「ひとりは俺だ」
小柳くんは扉を睨みつけていました。
「もうひとりは、VTAに置いてきたはずのものだ」
「置いてきた、、?ていうかVTAって、なんで?」
だって小柳くんは俺の同期、小柳くんがVTA出身ならきっと俺も、
でも、そんな記憶はない、
教室の中で、机が一斉に鳴った。
誰も座っていないはずの椅子が、こちらを向く。
小柳くんが俺の腕を掴んだ。
「走るぞ」
「でも、あれは……?なんなのさっきから」
「見るな。名前を呼ばれる前に出るぞ」
二人で廊下を駆け出した瞬間、背後の教室から声が響いた。
「星導」
続いて、もう一つ。
「小柳」
そして最後に、名簿に残っていた文字が、誰かの声になった。
「未登録」
その言葉と同時に、校舎全体の電気が落ちました。
翌朝。
スタジオの受付には、二人分の入館記録が残っていました。
星導晶。小柳ロウ。
俺の名前が変な感じになっているのはともかく
その下に、見慣れない三つ目の記録がある。
入館時刻は、午前零時三秒。
退館時刻は、空欄。
もしもあのとき逃げてなかったらどうなってたんでしょうか
#🌈🕒
ラジモララ
175
ゆろ
54
星宮かき✦
673
コメント
1件
うわ、めっちゃゾクゾクしました…!「まだ、ひとり足りない」っていう紙とか、未登録の存在がまるで空白の誰かとして浮かび上がってくる感じが不気味で。小柳くんが「呼ぶな」って言ったのに、偽物が「ショウ、早く」って呼んでくるのも、呼び方の違いで既に違うってわかるのが怖い…。最後の3人目の入館記録、退館が空欄なの、背筋が冷えました。続きが気になります!