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皆様こんにちは。主です。
前回北斗くん受けを書いたのですが、今回も北斗くん受けです。偏りすごくてすみません。本編入る前に!
ほんっとうにありがとうございます!
北斗くんの犬化は主も結構好きだったので嬉しいです!
注意⚠️
この作品には、BL.nmmn.R18.domsubユニバースが含まれます。苦手な方は閉じてもらって構いません。
慎太郎→攻(dom)北斗→受(sub)
変なモブも出てきます。コマンドなど間違っていたらすみません!それでは、どうぞ!
〜松村北斗side〜
夜道を俺は1人で歩いていた。夜風が身に染みて心地よく、月明かりが照らす光景も非日常って感じがして大好きだ。でも問題があった。それは俺がsubだってこと。ほら、夜って誰がどこで何してんのかなんて計り知れないだろ?片思いしている人もいるし…大事なことは大切な時のためにとっときたいじゃない。
夜の道に浸ってゆっくり歩いていると突然後ろから襲われ路地裏へと引きずり込まれた。ーガシッグイッ
北斗「んぐっ!だ、だれっ!」
モブ「ほら!オレの言った通り可愛い子じゃ〜ん♡」
モブ2「チッ ねぇ君かわいーね!良かったら俺らと楽し〜ことしない?」
と、男2人で俺を壁に押し付けてきた。
北斗「ちょっと…離してくださ…」
モブ「答えてよぉ〜楽し〜ことする〜って。」
北斗「やです。俺帰るんで…」
俺は押し付けてくる2人を振り切って走り出そうとした。しかし、
モブ2「…kneel(跪け)」
北斗「ッ!うぁっ?」ガクッ
何が起きたか分からぬまま俺はその場にペタンと座り込んでしまった。
モブ「まじ?!君subだったんだ〜見たかモブ2!オレの読みは外れないぜ☆」
モブ2「るっせぇな運が良かっただけだろ?俺のおかげでこいつは逃げれない。domの俺に感謝しろ。」
北斗「っう…あぁ…はぁ〜ッ///はぁ」
モブ達が話している中、俺はやっとcommandを出されたことを理解した。本能は拒否していたが、subという体質。身体は出されたcommandに従ってしまう。
モブ2「あ。ごめんごめん笑それじゃ続きしよっか。」
北斗「ぃやだっ!誰かっ…助けっ…」
モブ「こんな夜道の路地裏なんか誰も来ねぇよ笑残念だったねぇ」
恐怖で目元に涙が溜まっていく。
モブ2「おぉ〜いい顔だねぇ〜じゃあさ、上だけ脱いで”ココ”present(見せて)して?」
と言いながら俺の胸を指してきた。
北斗「ッ!うぁ…なん…で…」ーシュルルル
俺の身体は、意志と別れてしまったかのように勝手に動き出し、ネクタイに手をかけた。ゆっくりネクタイを外し、ボタンを外していく。全てのボタンを外した所で、
モブ「じゃ、失礼しまーす!」サワサワ
北斗「ッ!んあぁっ///やだっ!やめろっ!」
手馴れた手つきで胸を触られ、抵抗するも
モブ2「…stay(そのまま)」
北斗「!…な…ぁ…」ピタッ
モブの手つきとモブ2のcommandのコンビネーションに、俺はひれ伏すしか無かった。ークリクリックルクル
北斗「んんぅ…///ふっ///ぁぁ」
声だけは聞かせたくないと思い手で口を抑える。
モブ「なぁ?コイツ声抑えてるんだけど…どうすればいい?」
モブ2「そうだな…あ。ネクタイあんじゃんこれを〜」ークルクルギュッ
モブ2は俺の首にかかっていたネクタイを奪うと、手首に巻き付けてきた。
北斗「なにこれっ!離せよっ」
モブ2「つ・い・で・に〜♡」
抵抗している間に目の前が真っ暗になった。
モブ「目隠しか!いいじゃん笑」
北斗「もう…ゃだ…だ…れかぁ…」
モブ「目隠しされて腕縛られて服脱がされていかにも誘ってますよって格好されて興奮しない奴なんていないよなぁ〜笑」ーカチャカチャ
目隠しされてても、ベルトを外されているというのが分かった。もう逃れられないと悟り俺は声を上げるのを辞めた。すると、
??「何してるんですか?」
〜森本慎太郎side〜
慎太郎「つっかれたぁ〜」
今日の仕事を振り返り真っ先に浮かぶのは気になっている先輩のこと。優しくて、面倒みが良くて、それでもってちょっと抜けた所がある。そんな松村先輩を好きになるのに時間はかからなかった。どうすれば松村先輩が振り向いてくれるのかと、夜道を歩いて考えていると…
??「〜〜~〜!」
??「〜〜~〜♡」
遠くから誰かが口論している声が聞こえてきた。俺が気にならない訳がなく、声のする方に引きずり込まれていった。数m歩いた先に、2人の男性に囲まれた人がいた。考えるより先に体が動いた。
慎太郎「何してるんですか?」
モブ「あ゙?」
しゃがんでいたモブがゆらりと立ち上がる
モブ2「ただ戯れていただけですよ?何か問題でも?」
慎太郎「戯れていたぁ?その人嫌がっているようにしかみえませんけど?」
モブ2「チッ しつこいですよ。消えてもらってもいいですか?」ーブワッ
??「っ!」ビクッッ!
モブ2がGlareを出した瞬間、縛られている人は身をビクッとして、震え出した。
慎太郎「!おい…今すぐやめろ」
モブ2「嫌ですよ。この子と遊ぶためにも必要なんで」
俺は虫唾が走ったそして、久々にGlareを出した。ーブワッッッッ
モブ2「ビクッッな…なにっ」
慎太郎「お前なんかより俺の方が格上なんだよ…とっとと失せろ。」
モブ「お、おい…なんかやばくねぇか…」
モブ2「チッ モブっ!引くぞ!」
と言い、男2人は逃げてった。俺は残された人を見る。ほぼ上裸で放り出されていて、目隠しされていた。そして、ずっと肩で息をしている。
慎太郎「大丈夫ですか!今解きますっ!」
ーシュルルル
出てきた顔は俺の知っている顔だった。垂れ気味の目にスッとした鼻筋。口元の小さなホクロ…
慎太郎「ッ!松村先輩?!」
北斗「ぅ…あ…も、りもと…くん…」
好きな人の痛々しい姿に俺の胸も痛くなる。とりあえず俺はジャケットを脱いで先輩に掛けた。
慎太郎「先輩っ…大丈夫では…ないですよね…」
北斗「っ…あぅ…はぁ///ヒュッ…くっ」
松村先輩は苦しげに呼吸していた。さっきGlareを浴びたせいだろう。俺は失礼を承知で先輩を抱きしめた。ーギュッ
慎太郎「大丈夫です先輩。落ち着いてください。」ポンポン
先輩の背中をさすったり軽く叩いたりしていたら、松村先輩は落ち着いたのか、そのまま寝てしまった。このまま放っておく訳にもいかないので、俺は松村先輩を連れて家に帰った。
〜松村北斗side〜
目が覚めると部屋の中にいた。全体的に片付いているが、机の上だけはぐちゃぐちゃ…
ひと目で自分の部屋ではないことに気づく
ーガチャッ
扉が開く音がして振り返ると後輩の森本くんが立っていた。
慎太郎「先輩っ!目が覚めましたか?」
北斗「森本くん?!ってことはここは…」
慎太郎「はい。俺の家です。先輩寝ちゃったので…」
北斗「ごめんね。迷惑かけて…」
慎太郎「…大丈夫なので、説明してくれません?何があったのか。」
北斗「っあ…ご、ごめんなさいっ」
路地裏での恐怖が蘇り、身体が震える。自分を抱えるように腕を回し小さくなる。と、何か暖かい物に包まれた。顔を上げると、森本くんが抱きしめていた。
慎太郎「大丈夫です。俺はcommandなんて使わないので、ゆっくり話してください。」
森本くんのハグで俺は落ち着けて、ぽつぽつと成り行きを話した。森本くんは、俺の話を真面目に聞いてくれて、一度も止めたりしなかった。全て話し終えてから、森本くんは口を開く。
慎太郎「…そうだったんですね。辛かったですよね。よく、がんばりましたね。」
何故だろう森本くんの一言一言が俺の心に染みて凍りついた心を溶かしてくれる。自然と涙がこぼれた。
北斗「ッ!ヒグッ…グスッこ、こわかった…怖かったぁっ…」
後輩の前で泣いてる自分が恥ずかしくなるが、涙はとめどなく溢れてくるし、どうしようもなかった。
慎太郎「…先輩。俺、先輩のこと好きっす。俺が先輩を一生かけて守りますっ!
…俺と付き合ってくれませんか?」
北斗「え///」
慎太郎「初めて会った時から、先輩を追いかけていました。ずっと目が離せなくて、先輩への憧れはいつからか、恋愛感情になっていました。」
突然の告白に俺はあほうのように口を開けてポカーンとした。
北斗「え?…あ////」
俺は赤くした顔を隠すように下をむく。
慎太郎「!!やっぱり気持ち悪いですよね。男同士ましてや先輩なんて…」
ー好きな人に告白されて嫌だって奴いねぇよ!
北斗「っ!ち、違う!これは…その…嬉しくて、俺も森本くんが好きだから!」
慎太郎「!!っ///ほ、ほんとですか?」
北斗「森本くんの真っ直ぐで可愛い所が、見ているうちに好きになっていた。もっと…見たいって」
慎太郎「先輩!俺嬉しいですっ俺たち両思いだったんですね!」
北斗「そ、そうだね!」
慎太郎「先輩。キスしてもいいですか?」
北斗「ぅ…///うん///」
慎太郎「じゃ、遠慮なく」ーチュッ
森本くんのキスは優しくて甘くて、溶けそうになる。
北斗「んぅ…///んんっ///」
森本くんが離れるとちょっと物足りなさを感じた。
慎太郎「先輩。無理を承知でお願いがあります。ーcommand使っていいですか?」
北斗「い、いぃよ。そ、その代わりに…さ、敬語を無くして欲しぃ。そ、そしてさ…
先輩じゃなくて北斗って呼んでよ。」
慎太郎「!!俺よりもよっぽど北斗の方がかわいいよ。…Kiss(キスしろ)」
北斗「っ…んぅ…///」ドクッーチュッチュッ
慎太郎「…北斗。違うよキスはこうするんだよ」ーチュックチュレロクチュッ
北斗「ッ!うむっ///んぁ///はふっ」
苦しくなって背中をトントンする。森本くんが離れると、口と口を銀の糸が結ぶ。
慎太郎「俺の事も”森本くん”じゃなくて”慎太郎”って呼んでくださいね。先輩。」
北斗「っあ///も、もちろん!慎太郎♡」
慎太郎「かわいいね北斗。い〜っぱい愛してあげる♡」
俺らは夜に溶けていった。
最後まで読んで頂きありがとうございました!
初めてdomsub書いたんですが…ど、どうでしたか?難しいよぉ…
後、樹くんと北斗くん以外受けのストーリーもじゃんじゃか書けるように頑張ります。
では、ばいばい!