皆さん、大変お待たせいたしました…今回は、ドゥルルルルル…ダンッ!
hrfwです!
これが書き終わったらakfwの予定ですので、楽しみにしていてくださいね!
それではどうぞ!
※最初から付き合ってる
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hr「不破さん…?」
fw「は、る…?」
綺麗な顔には無数の傷があって血が出ている。アメジストの瞳からは光が消えているのに、相変わらず美しい彼は無理矢理に笑ってみせた。
fw「どしたん?ここはお前が来るような場所じゃない。目ぇつけられる前に帰れや」
hr「不破さんは…アニキは何でここにいるんですか…?」
fw「…知ったところで何になるん…?」
作り笑いを顔に貼り付けて僕に問いかける。
hr「…馬鹿なんですか?」
fw「…は?」
hr「アニキのことだから誰にも見つからないようにしてたんでしょうね。でも、僕は貴方の恋人。貴方が1日2日夜にどっかに行く程度なら心配しませんけど、毎日のように夜にどっか行くなら流石に心配しますよ。傷だらけになってるなんて想像もしてなかったですけど」
傷だらけの彼は諦めたようにふにゃりと笑った。それでもまだ作り笑いのままだった。
fw「…晴はこんな俺見てどう思った?」
hr「…綺麗だと思いましたよ」
“綺麗”という一言に彼は驚いた顔をした。
hr「綺麗な瞳には光なんて無いし、傷だらけの顔だって、誰が見ても綺麗とは思わないでしょうね。でも、僕には散りかけの花みたいに儚くて綺麗に見えたんです」
彼は何も言わずに僕を見つめて、しばらくしてから作り笑いじゃない笑顔を浮かべて言った。
fw「晴は不思議やなぁ…俺よりももっと。晴はこんな俺でも愛せる?恋人ほったらかしにして傷作ってるような俺を晴は心の底から愛せる?」
hr「…愛せますよ、きっと。確信はないですけど、今のアニキのことは間違いなく愛せる」
彼は瞳に涙を溜めながら少し笑った。
fw「晴のことは正直言ってよくわかってない。付き合う前からも、付き合ってからも。だって晴はいつも俺の数歩前を歩くから、必死で手を伸ばしても届かない。だから、俺にとって晴らどんな風に見えて、晴にとって俺はどんな風に見えるのか知りたい。たまには2人で肩並べて歩くのだって悪くないんじゃない?」
少し震えた声の彼は僕から目を逸らさずに、僕に何かを伝えようとした。彼の事だから愛してると直接伝えるのは恥ずかしかったのだろう。
hr「そうですね。じゃあ、アニキと手を繋いででも一緒の景色を見せてあげます。言っときますけど、僕アニキから離れるつもりもないですし、誰かに渡すつもりもないので」
fw「俺だって…晴以外のところにいくつもりないし…///」
顔を薔薇色に染めながら彼がそう呟く。いつも通りの2人きりの時だけの彼に戻ってくれた。
多分、今ならちょっと虐めたって怒られないだろう。
ドンッと音を立てて、いわゆる『壁ドン』という体制になる。
hr「アニキ、虐められるなら耳と口どっちが良いですか?」
fw「どっちも嫌やけど⁉︎//」
hr「選ばないならしょうがないですねー♪」
fw「ちょ、待っ…やめっ///」
耳元で息を吹きかけるようにすると彼からは我慢できなくなった甘い声が溢れてくる。
fw「は、るっ♡やめッッ♡んぐッ⁉︎///」
耳を触りながら唇を重ねると彼はさらに甘い声を出す。
hr「チュ…チュルッ♡チュクッ♡」
fw「んぅッ♡ぁふっ♡んぁっ♡」
そっと唇を離すと、目の前の彼は耳まで薔薇色に染めて涙目になっていた。
hr「…アニキって本当に煽るの上手いですね」
fw「別に煽ってなんか…ふぁっ♡⁉︎///」
ここから先はご想像にお任せします♪by作者
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もうちょいシリアスにしようと思ったんですけどね。無理でした…
次のakfwは何にしようかなと思っておりまして、ハロウィンとかでもいいかなと。そしてakfwで初めてのR18(もしかしたらR15)に挑戦しようと思うんです。なので皆さん楽しみにしててくださいね!
それでは今回も読んで頂きありがとうございました!次回もお楽しみに!
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