最終話…?多分そう。
どぞ
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げん「うぇーい!、ぐっち宅凸ー」
ぐち「なんだその言葉回し」
たら「懐かしー、引越してからだなぐちさんと会うの」
ぐち「あー、たしかに?」
かね「え、意外と綺麗なのなんか、、ウザッ」
ぐち「あぁ?、帰らせんぞ」
焼き「ええ〜、いい家だねぇ、ぐっち」
ぐち「だろ?」
ぐち「因みにあいつらは?」
そめ「なんか、遅れるってさ」
ぐち「まじかよ、出前だから金払わせるか…」
げん「おっ、いいねぇ。クソ高ぇのばっか頼んでやろ」
たら「まぁあの人たちならいいでしょ。楽しもー!」
限界「「いぇーーい!」」
ぐち「………、なんだこれ」
そめ「平常心戻ったらだめだよ」
焼き「うん、本当に」
全員集合して…
きょー「あぁ゙、疲れた」
コン「おじさん過ぎでは?きょーさん」
たら「本当に、まぁ実際そうか…」
きょー「たーらーこー?もっと呑めるよなァ?」
たら「アー、ここら辺でいいカナァ。」
かね「いや、もっと行けるよたらこ」
ぐち「ほら、ぐいだよぐい」
たら「いや!、まっt…ゴクゴク」
みどり「あーあ、カワイソ」
ぐち「ね、かわいそー」
レウ「興味無さすぎじゃない!?、もっと気遣ってあ げればいいのに……、w」
時間が12時を回ろうとした頃……
きょー「まじ、久しぶりに呑んだわ」
焼き「うん、、、うん、、」
かね「眠そうじゃね?焼きパン。」
ぐち「おいおい、寝るなら寝室で寝ろよ〜」
げん「逆に寝室いいんだ。」
コン「その時点で友情が…」
ぐち「……らっだぁ上手くやってっかなぁ…」
みどり「うん、多分やってるデショ」
ぐち「ぇ、あー、やっぱそうだよなぁ…」
みどり「どしたノ?」
ぐち「いや、ぺんさんの返答で俺の生死が決まる」
たら「お前、重!?」
きょー「らっだぁに全てを掛けすぎやろ、他にも絶対ええ奴居るのに…」
ぐち「例えが欲しいわ、俺にはらっだぁしか居ないのにそのらっだぁを超える例えがさ、」
みどり「ぁぁ〜、それこそ限界ハ?」
そめ「それ俺らが居るとこで話す?気になるけど」
レウ「ぅ、ぁぁ、」
きょー「その前にレウさんソファに寝かさなな」
ぐち「確かに」
みどり「…で、どうなの?」
ぐち「え?、あー、限界の話?」
みどり「コクッ」
ぐち「らっだぁを超える奴が居るかだなぁ…まぁ実際あいつらは良い奴だし、俺じゃなくてもいいと思うけど……」
げん「それね、本当に俺なんで彼女居ないんだろ」
ぐち「お前は居るわけないだろ。」
げん「え?」
ぐち「てか今寝てんの誰?、かねごんはいつの間に寝てたでしょ、焼きパンも寝てるし…レウさんと、それぐらい?」
きょー「多分」
たら「…ねぇ、ぐちさん…」
ぐち「?、どした?」
たら「もし、ぺんさんとらっだぁが付き合ったらさ、ぐちさん独身でしょ?」
ぐち「まぁ、そういう事になるな。なんだ嫌味か?」
たら「違くて、その…そしたら俺とッ…!」
ピコン
ぐち「あ、待ってな。!?、らっだぁからだ…」
『今から会いたい、会えそ?』
きょー「ら、らっだぁ?、なんで、彼奴告白するんじゃ…」
ぐち「俺、行かないと」
コン「え?」
ぐち「ごめん、行ってくる!」
たら「い、行ってらっしゃい…」
げん「なんだろーな、らっだぁからなんて来てたんだろ」
たら「………、ね、気になる……」
そめ「?、どした?たらこ」
たら「なんも!、」
外は雨が降っていた。
傘を持って、刺さずに外に出た。らっだぁが呼んでる。それだけが嬉しかったから。
場所は分かる。きっと噴水の前だ。今はイルミネーションの時期だから、光っているだろう。
走って、走って、息切れしても走り続けて。ようやく着いたその場所に、彼は立っていた。相変わらずその横顔は綺麗で、見惚れてしまっていた。光に照らされるそんな横顔が好きだった。
でも直ぐに我に返った。
ぐち「はぁッ、はぁッ、どした?、雨降ってるから、刺さないと風邪ひくぞ」
そう言いながら持ってきた傘をらっだぁに刺そうとする。
でも、その瞬間抱きしめられた。
らだ「ごめん、ごめん゙、(泣)今までッ、ずっと、ずっと、」
ぐち「……ぇ、?」
泣いていた。俺を見た瞬間。分からなかった。らっだぁに何があったのか。ずっと近くで見てたはずなのに。この短期間で変わってしまったのだろうか。俺の知らない彼になってしまったのだろうか。
ぐち「ら、っだ…ぁ、?」
らだ「おれ、俺は…、ずっとなにを……泣」
ぐち「あー、なるほど…振られた?、大丈夫大丈夫。」
子供をあやす様に頭を撫でて、優しい言葉をかけてあげる。だって、あのらっだぁが泣いている。少しぐらいいいだろ、こんなスキンシップ。
らだ「ちがう、ちがぅ、゙ごめッ、ごめ゙ん、」
ぐち「どうした?、大丈夫だって、他の人を探そう。」
らだ「おれ、おれ゙、思い出したんだ…、」
ぐち「ぺんさんとの記憶とか?、そうだよな。辛いよな」
思い出してしまったのか…さぞ辛かっただろうに。友達としての記憶はあって、これから築くはずの恋人の記憶がなくなってしまったんだもんな。
らだ「ちがう、ちがぅって、…゙」
ぐち「?、なにがだ、てか濡れるぞ?、傘さそうぜ」
らだ「ぐちつぼ…゙、俺のこと、、まだ好き…゙?」
ぐち「ぇ、何言って…」
俺が答えを言う間もなく唇と唇を合わせた。舌は入れられなくて、触れるだけのキス。俺がした時は、これを「可愛いキス、笑」とか言って笑ってきた癖に…てか、なんで急にキス…?、え、思い出したっ…、て
らだ「ぐちつぼッ、好きだよ、ずっと、ずっと」
ぐち「ぁ、ぅ…ぁぇ…?、な、ど、ぇ?」
らだ「噴水に来て、全く同じ所にいた。何故かあまりあったことの無いはずのぐちつぼの顔が思い浮かんだんだ…、グス」
ぐち「て、ことは……?」
らだ「もう、訳が分からなくなって……、ずっと眺めてて、その光景を誰かと見た気がして…、それが、お前だったんだ…、顔立ちが良くてさ、光が当たってるせいか、暗い色の目でも、綺麗に見えてて… …、」
ぐち「も、もぅ、わかった、わかったから……、//」
顔が凄く赤い事に自分でも分かった。明らかに顔が熱いから。
こんな俺の癖を、らっだぁは可愛いって言ってくれて…、そのらっだぁに忘れられて…、生きる価値が分からなくて…、それでもらっだぁの隣にいたくて、
思い出したなんて、夢にも見なかった。だって、医者に「難しい」って、言われたから。
らだ「ねぇ、改めて…俺の事、まだ好き…?別に良いんだ、好きじゃなくても…、」
ぐち「好きじゃない…って言ったら?」
らだ「……やっぱそっか…。分かってた、でもさ、」
ぐち「?、でも…なに?」
らだ「好きにさせるから、絶対」
ぐち「…笑、そういう所に惚れたんだよ、俺は」
らだ「ぇ、?」
ぐち「変わってなくて安心した、俺もその…好き、ずっとずっと、壊れるぐらいに好き…だよ、//。だから、もう離れないで欲しいし、傍にもいて欲し…ぃ、」
らだ「ぇ、そ、そっ、かぁ…、良かった」
ぐち「でも、嫉妬もすんごいした」
らだ「それは本当にごめん、記憶無かったから」
ぐち「それでも、俺以外に惚れるとか…有り得ん、//」
らだ「あはっ、かーわい、キスしよ?もう1回」
ぐち「ん、」
らだ「ん、チュ」
ぐち「…、触れる、だけ?」
らだ「今は…ね?」
ぐち「…、//、嫌いになりそう」
らだ「ごめんってぇ!、てか今、みんなどこ居んの?」
ぐち「俺ん家で、呑んでる」
らだ「行ってもい?」
ぐち「……勝手にしろ、//」
らだ「行こー、ぺいんともいんの?」
ぐち「分からん、来てないと思う」
らだ「そんじゃ行こー!」
ぐちつぼ宅…
ぺん「お、やほー!」
ぐち「え、ぺんさん!?」
きょー「今さっき来た、変なの」
ぺん「へ、変なのォ!?」
みどり「それより…2人ともどしたノ?」
らだ「よくぞ触れてくれましたみどり君!、」
げん「確かに、なんか恋人繋ぎしちゃって…」
らだ「うんうん、そうだよねぇ、」
ぐち「…、//いいから早く言えや、//」
らだ「えぇ?笑、まぁ俺、記憶戻しましたー!」
「「…………えぇーーー!!??」」
らだ「ふふん、てか全然人いないじゃん」
げん「寝たよ、全員」
らだ「ぁ、もう0時か…、新年あけましておめでとー」
きょー「おう、ことよろー」
ぐち「…、らっだぁ、」
らだ「?、どした?」
ぐち「こ、今年も…よろしく…」
らだ「w、よろしく」
ピースがかけても、掃除をしたらいつかは出てくる。
記憶も一緒。
欠けてしまっては戻らないなんて、誰が決めたのだろうか。
ピースが見つからなくても、その代わりを見つければいい物だろう。
そんな風に、この世界はできている。
彼の記憶の欠片 happi-enndo
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はい!終わりです!
ふぅぅ、遅くなってすまぬな。
文字数えぐい事になってるのはちょっと…多めに見てくだせぇ。
文字数、3677!
ほいじゃねぇ。
コメント
4件
え、好き!rdが記憶取り戻さなかったらの方書いて欲しいです!batendてきな!
ほんと良かった! 最後のなんかピースが何とかなんちゃら、めっちゃすげぇ!