注意
この作品を読む前に前作の『やっぱりスライムが1番です!』と『闇には憧れる』を
お読みいただけると幸いです。
以上をお読みの方はこのまま進んでいただいて構いません。
それでは、ゆっくりしていってね。
明希視点
「まず、ここについてですが、その前にライムさんは語尾に『スラ』を
お願いします。分かりづらいので。」
「わかったスラ。」
わかったで飲み込むなよ。
「さて、ここはあまたの時間の通過点です。」
「まあ、なるほど。じゃあ、俺達をここに連れてきた理由は?」
「大会のためです。」
「大会スラ?」
「世界を管理している神々の大会です。」
「なんで神々の大会のために俺達が連れてこられるんだ?」
「今から説明させていただきます。
まず、大会はサバイバルなのですが、
ルールを説明しますね。
ルール1。二人のタッグを用意すること。
ルール2。その二人は必ず同じ世界のものであること。
ルール3。管理者はタッグを組んではならないこと。
ルール4。アイテム等は現地調達すること。
ルール5。敗北した管理者とその管理者の所持する世界は
滅びること。
以上がルールです。」
「まてまてまて、五番目がやばいスラ!」
「あ、後。ルール違反をすれば敗北扱いです。」
「追い打ちをかけるなスラ!」
言ってることやばいだろ。
「まあ、上が決めたことですので。」
「なら、仕方ねぇスラ。」
「納得するなよ!」
「上には逆らえねぇスラ!」
なんで強気なんだよ!?
〜つづく〜