ライム視点
「ところで、アイテムを現地調達って、どこまでが
持ち込みOKスラ?」
「なんの効果も無いものだけですね。」
「なるほど、普段着とか、そこら辺で売ってる武器とかか。」
「このビンは持ち込んでいいスラ?」
「なんの効果もなさそうなので構いませんよ。」
ダルメが渡してきた物なのになんの効果もないのか。
変だな。ま、いいか。
「さて、準備が整いましたのでそろそろ向かいましょうか。」
「「おー!」」
♢スラ闇♢
大会待機エリア 明希視点
「おー、かなり数が多いな。」
「そうスラね。」
『あー、あー、皆さん聞こえますでしょうか?』
「お、始まるスラ。」
『それでは、これより本大会での勝利条件を
お伝えさせていただきます。
スクリーンを御覧ください。こちらは本大会の会場です。』
そこに映し出されたものは5000万平方キロメートルもの
巨大な無人島だった。
「でっか。」
『こちらでサバイバルを行っていただきます。
勝利条件は、最後の一ペアになるまで生き残り続けること。
もしくは、この無人島内にあるお宝を集めきること。
それでは、いよいよスタートです。』
〜つづく〜
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