コメント
1件
すごい好きです!
VΔLZっていいじゃないですか。
かきます。
・弦月、甲斐田『』× 長尾「」
((2人は口調で頑張って読み取って))
・バッドエンドぽい
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長尾side
ずっと好きだった。同期といるこの時間が。
いや、同期のことが。
でも、もう限界かもしれねぇ。
『ーーー!!w』
『笑笑』
「よぉー!楽しそーだな笑」
『おっ!長尾〜、聞いてよまじで〇〇おもろくてさぁ〜w』
『ちょっと、晴くん笑』
「お前らもう俺の部下と仲良くなってんのかよ…っ!」
「さすがに早すぎだろぉ…笑」
誰彼見境なくみんな笑顔にしちまう、そんな同期が好きだ。
ただ…
<ピロン
「あ、わりぃ、用事入ったわ。」
『えぇ〜、めっちゃいいとこにお前ぇ〜…』
「わりぃって、後で聞くからよぉ!」
『景くん気をつけてね〜?』
「あいよぉー!じゃ〜なっ!」
『はいはーい』
『ちゃんと後で聞けよォ!!』
「分かってんよ〜 」
それだからみんな虜になっちまう。
「(ひとりで……任務か…、)」
もう昔みてぇに俺だけを見てくれる同期じゃない。
もはや今では人気者、有名人。俺が奪っていい存在なんかじゃない、
なのに
毎日必死にお前らを目で追ってる俺は……、一体何がしてぇんだ…、ッ
「もう…、手遅れだな、笑」
「ぅお”らぁぁ”ッ!!」
〈がァァァッッ……、〉
「ッ、ふぅ…」
疲れる魔の討伐も、アイツらに思いこがれて苦しい夜を潰してくれんならちょうどいい。
〈グアアァァァッッ!!〉
「あ”ッ、くっそッ、増えやがった……ッ」
ま、どうせ暇だからよぉ……、一夜だけお相手してやんよ。
「くッ…きちぃッ……、」
あいつらがいたら…
『けいくん!』
『ながおッ、!』
なぁんて、言ってくれんのかなぁ…ッ、笑
「くっそッ…、」
魔、なんかじゃねぇ…ッ、俺が欲しいのはアイツらの、目、だけ、なのに……ッ
「く”ッ、そ”ぉ…ッッ、!!」
〈ガァァッッ……、〉
俺らの関係には邪魔な感情。だから…知られちゃいけねぇんだ。
関係が終わるのは、いやだから…、
けどよぉ…、
今、アイツらの目が、俺じゃなくて他の誰かをうつしてるとしても……、
好きだ、って思うこたァ……自由だろ、ッ?
ま、どうせ好きだって思ったって……、報われねぇんだけどな、笑
「…こんなに酷い恋はないね…、ッ笑」
あれから1ヶ月アイツらに会ってない。
お互い忙しくて会えないわけでも、アイツらが俺を見捨てたわけでもねぇ。
まぎれもなく、俺がアイツらから逃げた。
一緒にいると関係が崩れる、そんな気がしたから。
「は”ぁッ!!おら”ぁ”ッッ!!」
〈ガア”ア”ァ”ァ”ァ”ァッッ…!〉
好きでもねぇ仕事をやり続け、ただひたすら魔討伐に明け暮れる日々。
こんなクソみたいな毎日もら決して簡単じゃないこの仕事も…、
アイツらのためなら全部投げ捨てれんのにな、
「あ”ぁ”ぁ〜…、」
家に帰れば布団に直行。風呂も着替えも晩飯も……今の俺にそんな気力はなく、気絶するかのように眠る、、
いや、眠りたいところだが、そんなことすら叶わない。
疲れてる身体はここにあんのに、心がアイツらに囚われて、寝れねぇ。毎日それだ、
いつかぶっ倒れるんじゃねぇか、そんな不安を抱えながら長い夜を過ごす、
ただの夜を永い夜に変えんのは、お前たちなんだ…ッ、