テラーノベル
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はじめて君と会った時頭が強く殴られたような衝撃が走った。あぁこれが一目惚れなんだって理解した。
これは君が転校するまでの一年間の物語
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雨乃こさめ
俺が一目惚れした相手の名前。
天使かよと思うくらい可愛い名前だった。声をかけたかったがこさめは人気者みたいだからいつも周りに人がいる。そうやってこさめと話せてるのが羨ましい。はぁ俺ももう少し根が陽キャだったら変わってたかな?せっかくの高校生活楽しみたいのに、、、、
「なぁ。君百瀬くんであっとる?」
「え。うんそうだけど」
やば、急に話しかけられて声裏返ったんだけど
「声裏返っとるやんw」
天使が笑ってる。可愛いかよ
「なんか用ありましたか?」
「あっ!そうそう課題のノート持っていきたいから出してーって言おうとしてた」
「あれ?今日提出の課題だっけ?」
「うん。そうだけど?まさか、、、百瀬くん課題忘れた?」
「ちょっと課題持っていくの待っといてくれない?あと1ページで終わるから」
課題の提出は焦ったけどちょくちょく進める性格でよかったー。
「こさめ課題手伝おっか?」
「えっ?いいの?」
「うん!それにこさめ百瀬くんと仲良くなりたい!」
嘘天使が仲良くなりたいだって。今日命日かも。
「ねねよかったらでいいんだけどさこさめのこと苗字じゃなくて名前で呼んでくれない?こさめも百瀬くんのことらんくんって呼びたい!」
「えっ別にいいですけど、、、、」
「あっ!あと敬語禁止ね!これからよろしくねらんくん!」(エコー)
「よろしくね。こさめ」
天使が俺の名前を呼んだこれは奇跡に近いのかもしれない。
でもこの出会いがあったら君は転校したんだよね?
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