ボクは頼り無い脚で,ふらふらし乍ら食堂から逃げるようにストリートへ走る
恋花「待ってくれルイス!」
お姉ちゃんが追い掛けて来る気配がする
ハートの女王の像の前まで来てへたり込む
ボクはポタポタと涙を流していた
恋花「やっと追い付いたぞ」
『お姉ちゃん…』
御免なさい,そう口を開こうとした時
監督生「はぁッ…はぁッ…」
監督生さん(邪魔者)がやって来た
監督生「ご,ごめんなさい!
先輩とオルト君の事情があるのに口を挟んでしまって…
怒鳴らせてしまって…
でも!私気にして無いんです!
だから…一緒に食堂でご飯を食べてくれませんか…?
大丈夫です!先輩の事は分かってますから」
…………馬鹿なのこの子は?
いや,純粋過ぎるんだ
辞めて…ボクが悪いのに…
ボクには明る過ぎるソレに…感情がまた爆発した
『ふ…』
恋花「馬鹿なのかお前は!!!!!!」
ボクの言葉を遮るようにお姉ちゃんが声を張り上げて云った
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