先程自然に止まった涙は、何故かまたボロボロと流れてしまっていた
晴明『あーぁ……涙脆いのも、僕の悪い癖だなぁ……ぅ゛ッッ…ふぅ”ッ』
でも、どうせまた時間が経てば直ぐに引くだろうと思って待っていた、、、
が、
いつまで経っても、その涙は止まらなかった……
晴明『ぅ”ッ……ぅぁ”ッッ……泣』
むしろ、涙がどんどん流れ続け、、服は涙で濡れてびしょびしょになっていた
晴明『な…なんでッッ……グスッ』
何故流れたか分からない涙に困惑しつつ、早く止めなければ……
誰かに見られれば勘違いされてしまう………
しかし、そう思えば思う程、
より涙は、とめどなくずっと流れていくのだった
晴明『ッッ……泣』
晴明が泣き始めて何分経っただろうか、
何時から居たのか分からないが、 窓辺から彼をじーっと見つめる男がいるではないか
その男はタイミングを見計らっているのだろうか、晴明をじっと見た後、
そっと窓をトントントンと三回ノックした
晴明『ふぇッ……え、だッ、、誰?』
??「え〜それ聞いちゃう〜?」
晴明『ぁッ……えと…ふ、不審者?』
知らない人だった為、少々警戒しながら男に話す
??「ん〜ある意味間違いじゃないのかな?」
晴明『えッ……警備員呼ばないと…』
そう言うと、あたふたと慌てふためく男
??「わ〜待って待って!一応あっちゃんの知り合いだから、大丈夫な人だから!」
晴明『ど、道満さんの知り合い?でも何でこんな所に?』
??「話すからさ〜、取り敢えず中入れてくんない?外寒くてさ〜、凍え死んじゃう」
果たして本当に大丈夫なのだろうか?
しかし、何となく、、特に理由は無いが入れても良いような気がしたのだ
晴明『分かりました、、』
窓の鍵を開け、見知らぬ男を中に入れた
??「いやー、ほんとありがとね〜」
晴明『いえ……それより…』
??「分かってるよ〜、何で僕があんな所にいたのか?でしょ」
??「それはね〜、僕さ、偶然この家に金目の物ないか侵入しようとしてたんだけどさ、」
え、?何かサラッとやばい事言うとりますやん
??「何か可愛い男の子の泣き声がきこえちゃってさ、これは行かないとーって思っちゃったんだよね〜」
晴明『……はぁ』
??「そしたらさ、まさか泣いている子が晴明君だったなんてさぁ、だから声掛けたの!」
晴明『……え待って何で僕の名前知ってんの?』
??「何でも何も君凄い有名だよ?あっちゃんのメンヘラ彼女だーって」
晴明『へぇ……』
晴明『そういえば貴方名前何なんですか?』
??「あ、僕名乗って無かったっけ?うっかりうっかり、僕はね………」
コメント
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隊長サン? 晴明を慰めてもろて?そしてそのままチョメチョメWoW! あおさんの作品大好き!次回も楽しみにしてる!応援パワーを送っとくね!(о´∀`о)
隊長( •̀ •́ゞ)ビシッ!!
晴ぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ😭😭😭😭泣いちゃいやぁぁぁぁ⤴︎ 蘭ちゃんだ!蘭ちゃんだ!!!!慰めろ!!はやく!!!晴泣かしたあっちゃんはうちが〆とく!!!(やめてあげて。晴幸せになれよぉぉ😭😭😭😭😭 (毎度うるさくてごめんね。)