テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
愛読してくれてる人結構いてうれしい
⸻
薄暗い拷問室のような部屋。
壁には鎖、床には薄く血の跡。
けれど、整然と片づけられているのは“赤様”の美学だろう。
その中央に、青は両手を縛られ、吊るされるようにして立たされていた。
カツ、カツ、カツ――
革靴の音を響かせて赤が近づく。
手には、黒革の鞭。
長く、しなやかで、光の加減で鋭く見える。
赤
「…青ちゃん、反抗期なんだもんね、笑 」
赤は無邪気に笑った。
「じゃあ……反抗する青ちゃんは、ちゃんと“しつけ”なきゃ」
――パシンッッ、!!!
「゛ッ?!」
青の背中に、一本、赤い線が走る。
布越しでも分かる熱さと痛み。息が詰まる。
「うんうん笑 声我慢するの、上手だねぇ」
パシッ!!
「っ、ぅ……!」
「でもね、青ちゃん、これは罰なの。だから、苦しくて当然なんだよ?」
パンッ゛バシっッ
「ぁっ……やっ、だ……」
赤は、楽しそうに唇を舐めた。
汗ばむ青の肌、震える指先、涙の浮かんだ瞳
「ほら、 そんなに涙出して……
ねぇ、青ちゃん、もう反抗しないって言えば、やめてあげるのに?」
「っ……言わ、ない……」
即座に返った言葉に
赤はぞくりと背筋を震わせ、嬉しそうに笑う。
「…ふーん笑ドMだね」
パシィンッ!! パシィンッ!! パシンッ!!
青の小さな身体に、いくつもの赤い跡が刻まれていく。
「泣いてるのに、諦めないの、ほんと性癖ぶっ刺さるわ〜、笑
青ちゃんを、壊すまで可愛がりたくなっちゃうじゃん」
「っ、ぅ…あぅぅ、ッ…ビクビクッ……」
「痛いの??痛いよねぇ笑笑笑」
青の足が、少しだけ崩れた。
赤はすかさず、その身体を支え優しく、耳元で囁く。
「……大丈夫だよ、青ちゃん。壊れたって、俺が全部受け止めてあげるから」
青は鞭の痛さに耐えながら思いっきり赤を睨みつける
でも、それこそが赤にとっては「たまらない瞬間」。
⸻
パチッ、バチンッ…!!
「ッああああッ……!!」
悲鳴が、破裂するように喉から飛び出した。
それは堪えに堪えていた青の限界。
背中に走る鋭い痛みに、体中がビクビクと震え、吊るされた腕がきしんだ。
「……やっと、声、出た」
赤の声は甘くて、けれどぞっとするほど喜びに満ちていた。
鞭を握ったまま、赤はにっこりと笑い、青の顔を覗き込む。
「ねぇねぇ、青ちゃん。
今の……すっごく可愛かった
もっと聴かせて?」
「も、う……やだっ……いたいっ……いたいよぉ……!」
ぽろぽろと涙を零しながら、青はしゃくりあげる。
喉の奥から漏れる嗚咽。
背中は赤い線でいっぱいで、ひと息するたび痛みに震えていた。
それを、赤は愛しそうに見つめる。
「……うんうん、ね? それが欲しかったんだよ、俺は」
赤の指が、涙をなぞる。
舌でそれを舐め取るような仕草をしてから――ゆっくりと鞭を床に置いた。
「罰はおしまい。青ちゃん、頑張ったねぇ♡」
「っッ、は…ッ..ぁ、はッぅ、…ビクビクッ」
その小さな声に、赤はまた、蕩けそうな顔をした。
「あー、、最高。まじ殺したくなっちゃう、笑」
赤は青の腰に手を回し、抱き寄せる。
「でもドMちゃんは、鞭で叩かれるのだいすきだもんね。 」
パチンッ゛、!
「……ぅ、ひっく……!」
涙で顔を濡らしながら、青はもう逃げる気力もなかった。
ただ、赤の腕の中で、震え続けることしかできなかった。
「…青ちゃん、鞭地獄頑張ったね。すっごく可愛かったよぉ♡」
赤は優しく囁きながら、青の身体をゆっくりとほどいていく。
縄が外れた腕はぶらりと垂れ、今にも崩れ落ちそうだった。
そんな青を、赤はそっと抱き留めて、膝に抱えるように座らせる。
背中の傷に触れないように、優しく、丁寧に。
「ねぇ青ちゃん、あまいの……いる?」
震える青の耳元で、赤がそっと囁いた。
その声はまるで、恋人が甘く囁くような、優しいものだった。
「さっきのは“罰”でしょ?
でも……“ご褒美”も、ないとねぇ?♡」
赤はポケットから、小さな赤い飴玉を取り出す。
キャンディの包みをカサリとほどくと、青の目の前でころんと見せつけた。
「ね、青ちゃん……お口、開けて?」
青は返事ができない。顔を伏せて、涙をこぼすだけ。
けれど赤は、ゆっくり顔を持ち上げて
自分の口に、飴をひとつ、ふわっと含んだ。
「俺が食べさせてあげるね」
そっと、唇を重ねる。
甘い飴越しに、口移し。
赤の舌が、優しく飴を押し込む。
青の舌に、ゆっくりと、ねっとりと、熱と甘さが染み込んでいく。
「……ん、ふふ♡ やっぱり青ちゃんの口、あったかいねぇ」
唇を離した赤は、蕩けそうな笑みで青を見下ろした。
「ほら、おいしいでしょ? ねぇ、“痛い”より、“甘い”の方が好きでしょ?」
「…ッふ、ぅ、…ぁ、、」
青はうまく言葉が出せず、ただ喉を鳴らして飴を転がす。
涙と唾液と、熱と甘さ。
それらが全部、混ざり合って――
「これからもっといーっぱい、あまあまなご褒美、あげるからね?
だから……ね、青ちゃん」
赤は耳元で囁いた。
「もう、逃げたりしないよね?♡」
せっかく取り戻した青ちゃんなのに──
その小さな身体が、また「逃げよう」とするなんて。
ねぇ、
逃げるって、どういう意味か……まだわかってないの?
まぁ、逃げても逃げても無駄だけどね、
だってこの地下俺ら関係者しか出れないもん笑
青ちゃんとか他の侵入者から見える出口なんてひとつも無いよ
必死に這いつくばって出口探して手下たちに見つかって俺に叩かれる。
青が逃げようとしても俺たちが焦らないのは
絶対に出れないから。出れるわけが無いから焦ってないんだよ。
どうせすぐ捕まえる。
逃げれるって希望持たせて後からバチボコにしてやんのがたのしいんだよねーー(笑)
ₙₑₓₜ↝2500⬆️ 💬4⬆️
コメント
17件
最高すぎ♡ どうしてこれほどの神作品を作れるか聞きたい
続きかいてくれるとは思わなかった🥹 嬉しい✨大好き😘 罰終わったら赤くんめっちゃ優しいやん笑 青くんにはもう一度逃げてほしい🙄
あの続き書いてくれるの愛した 抵抗しないドM青さんかあいい