テラーノベル
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飴の甘さが舌に残る。
だけど、それ以上に、胸の奥がずっと、苦しかった。
(……やだ……)
(このままじゃ、本当に僕……)
青は、赤の手のひらからそっと顔を上げた。
赤は上機嫌な笑みを浮かべたまま、飴の包みをくしゃりと握っていた。
その視線が逸れた一瞬――
(いま、しかない……)
青は膝を折り曲げ、布の影に隠れるようにしてポケットへ手を滑り込ませる。
小さなスマホ。手のひらの中で、震える指が画面をなぞった。
たすけて
声には出せない。
けれど、文字なら送れる。
視界が涙でにじんでいく中、
震える親指で、たった一言だけ打ち込む。
『たすけて』
指が送信ボタンに触れかけた、その時。
「……青ちゃん?」
背後から、甘く低い声。
「なにしてるのかな?」
ゾクリ、と首筋を冷たいものがなぞる感覚。
青は反射的にスマホを握りしめたまま振り返る。
「隠しごとは、だーめだよ?」
赤の目が笑っているのに、ひどく静かで、怖い
「……青ちゃん、これ……なぁに?」
赤の指先が、青の手からスマホをするりと抜き取る。
「…あッ…」
その瞬間、青の身体がビクリと跳ねた。
でも、もう遅い。
画面にははっきりと――
『たすけて』
たった五文字。
でも、それは赤にとって、裏切りと同じ意味を持っていた。
「……ああ、そっか……」
赤は小さく笑った。
でもその笑みは、どこまでも冷たかった。
「青ちゃんは、“俺が怖い”んだね?」
スマホの画面を見つめたまま、赤の声がすうっと落ちていく。
優しくて、甘いのに空気が一気に張り詰める。
「せっかくさぁ…いっぱい愛して、可愛がってあげてるのに」
「青ちゃんは侵入者なんだよ?」
「立場わかってるの?」
「ほんとだったらもうこの世にいないんだよ?」
「誰に向かって“たすけて”なんて言ったの?」
青は言葉を失ったまま、ただ唇を震わせるしかなかった。
赤が、スマホをくるくると指先で回しながら、にっこりと微笑む。
「ねぇ、青ちゃん」
「俺以外に助けてもらいたいなら……」
「その指、折ってあげよっか♡」
その言葉に、青の血の気が引く。
赤の口調はどこまでも優しいのに、
その瞳には、怒りとも哀しみともつかない、異様な静けさが広がっていた。
赤の手が、スマホを床に叩きつけようと動いたその瞬間。
青の震える顔が、ふと目に入った。
真っ赤な頬、潤んだ瞳、そして声にならない恐怖がその表情に詰まっている。
赤は動きをピタリと止めて、じっと見つめる。
「……あ」
低くて甘い声で、まるでからかうように呟いた。
「そんな顔されたら、壊せなくなっちゃうじゃん♡ 」
ゆっくりとスマホを握りしめ直し、
青の顔に指先を這わせる。
「かわいいね、青ちゃん」
「でも、これからもちゃんと言うこと聞いてくれないと」
赤の視線がゆっくりと凍りつく。
「次は、本当に…ね?」
小さく笑いながら、
赤は青の頭を撫でて、そのままスマホをポケットにしまい込んだ。
青は力なく目を伏せたまま、震えが止まらない
「うーん、、お仕置はしよっか、笑」
「……ねぇ、青ちゃん」
赤は静かに、そして楽しそうに笑ったまま、青の頬にそっと触れた。
「スマホは、壊さないであげたよ?」
「でもね……」
その手が、すう……と青の顎を持ち上げる。
「“助けを求めた”ってことはさ、俺のこと……信じてなかったんだよね?」
その声に怒気はない。
けれど、空気が、ひどく冷え込む。
「……ねぇ、それって……裏切りって言うんじゃない?」
言葉の端に、赤の微笑みが僅かに歪む。
「ご褒美は、信じてくれた時にあげるものだよ?」
「じゃあ逆に……“裏切った子”には、なにをあげるべきかな?」
赤の手が、背後のソファの影に伸びる。
そして──小さな箱を取り出した。
「これ、前から青ちゃんに使ってみたかったんだぁ……♡」
カチ…と開かれた箱の中にあったのは、絹の紐とマッサージに使うような振動が出るもの。
柔らかく見えるけれど、しっかりと強度のある紐。
青の目が見開かれる。
「……お仕置き、しよっか♡」
「信じてもらえるように、ちゃんと“わからせて”あげるからね?」
赤が手にした絹の紐を見た瞬間、青の中でなにかが弾けた。
手と足が勝手に動く。反射的に身体を反転させ、部屋の奥へ駆け出す。
床を蹴って、息を殺して、どこかへ――赤から遠くへ。
「青ちゃん?」
赤の声がふわりと、背後から響く。
楽しげに笑っているのに、冷たい。
「逃げるの、また?」
青は扉に手をかけようとした。
けれど、その腕を、ふいに背後からぐいっと引かれる。
「っ……!」
細い身体があっけなく引き戻され、背中が赤の胸に押し付けられた。
「つかまえたぁ♡」
耳元で、甘ったるい囁き。
でも青は、力の限り赤の腕を引き剥がそうとした。
「やめて……やだ、はなしてっ……!」
足をじたばたと動かし、赤を突き飛ばそうとする。
それでも、相手はびくともしない。
「へぇ……青ちゃんって、そんなに力強かったんだ」
くすくすと笑いながら、赤は抵抗する青をゆっくりと床に押し倒した。
「でも……残念♡」
「俺からは、逃げられないよ?」
青は涙まじりに睨んでくる。
それでも、赤の目はやさしく揺れていた。
「そんな顔しても、俺は青ちゃんを“しつけ直す”って決めたからね」
「逃げたら、もっと優しくしてあげたくなっちゃうの。わかる?」
青の腕を上で縛りあげ、足をM字型に広げ
赤の優しい手で服を脱がす。
「えへへ、笑♡♡」
「可愛いねあおちゃん」
「やめ、ッはなせッ、!!」
「あらら…反抗期??」
ま、どーでもいいや。
青を電マ漬けにして俺はその場を後にする
「ん”ッ、…」
「くっ…そ、、」
僕はただこのアジトにきてお宝を取って来いって言われただけなのに…
なんで監禁されてんだよ…。
はー、、やばいイきそうッ…
「は、ッぅ、…あぁッ♡♡」
「も、ッしね、ッ…」
ブブブブブブブ…ッーーーーー(MAX
「ひッ…あッあぁ、!♡♡」
「あ”んッ、…やッうぁ、”…!!♡♡」
逃げれない。上で腕を固定されて足も閉じれない。
奥まで電マが入ってきてもう頭真っ白
「ッうッ”、あぁ”ッあっ、んッ!♡♡」
「あッ♡…や”ッあぁ、!”.イ”ッ…ぐっぅ””ッ♡」
ブー、ッブー…(弱
「はぅ、ッん…ぉ”、!♡♡」
ィけない…ッ
絶対みてるじゃんッ…
「やだっ…むり、”ッいか、”せて”ッえぇ”ッ」
(MAX)
「ッあ~ッあぁ”っッ、!!!?!♡♡」
「ん”ーーーーッッ、!!♡♡♡♡♡♡」
「あッ、♡あッ♡ビクビクッ」
は、ぁ”…しんじゃう”ッ
なんでぼくがこんなめに…ッ…
赤side
イかせてーだって笑
かわいすぎかよ笑笑笑
もー正直ヤリたいけど
俺は敵チームの情報整理しなきゃ行けないからまだこのままで♡♡
青ちゃんね、________ってまだ気付いてないんだよ?笑
ほんとーにばか。
あーかわいい。
そのまま俺のおもうように動いて依存しちゃえばいいんだよ笑
2979文字‼️
♡4000
こめんといっぱいちょうだい︎^_^
コメント
23件
初コメ失礼します!本当に最高すぎます!続き待ってます🫶
これってどなたたちですか?教えていただきたいです! あと、小説書くの上手ですね!
フォローとブクマさせていただきますm(*_ _)m