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莉乃ちゃん@絶対に戻るよ!!!
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名前で呼んで欲しい🖤と
恥ずかしくて呼べない💛のお話です
スタッフ「それでは、撮影以上になりまーす」
お疲れ様でした〜!と声が飛び交う。
この日はMV撮影の最終日だった。
岩「翔太!おつかれ。」
渡「おう、照。おつかれ」
岩「おつかれ!康二」
向「照兄〜!おつかれさん」
リーダーである岩本くんは、自らこうやってメンバーたちに声をかけに行く。
気遣いも出来るし、ほんとにかっこいいな。
目「……岩本くん」
岩「めめ!おつかれ」
俺の声に気づくと、くるっと振り返って笑顔を見せる。
メンバー達には見せない、少し砕けた無防備な笑顔。
目「おつかれさま笑」
そう言って、笑った頬につんと指でつつく。
岩「…っ、ねえ!」
目「笑笑笑。なに?笑」
岩「なにじゃなくて…」
眉間にしわをよせ、ごにょごにょ言いながら頬を膨らませる。これがわざとじゃないのが怖い。
目「…かわいいね笑岩本くん。」
岩「……うるさい。」
目「否定しないんだ?」
岩「肯定もしない!!」
目「俺には喜んでるように見えたけど。」
岩「お前な…!」
突っかかってきた照くんに、ごめんごめん笑と言って背中を叩くと、もう…と言いながら大人しくなった。
そのまま、二人で並んで楽屋へ歩く。
俺は楽屋に入った途端、扉を閉めた。
そして、見渡して誰もいないのを確認した後。
ソファへ腰掛けた岩本くんの元へまっすぐ向かった。
岩(帰ったら風呂入って…あ、夕飯どうしよ)
ソファに沈みながらぼーっとそんなことを考えていると、影が目の前を覆った。
岩「…っ、めめ?」
驚いてるのもつかの間、めめは俺の両脇…ソファの背もたれに手を置く。まさに壁ドン状態。
まるで閉じこめられたような感覚に、鼓動が早くなる。
岩「急にどうしたの…」
目「………」
聞いてもしゃべらず、ただ真っ直ぐに見つめてくるだけ。
顔が熱くなるのを感じた時、めめが静かに口を開いた。
目「…岩本くん」
岩「……なに」
目「名前で呼んで欲しい」
目「俺のこと。」
岩「…え?」
微笑んではいるが、真剣な顔。
たしかに、今まで「蓮」と呼ぼうと試みたことはあったが、結局勇気が出ずに呼べていなかった。
——恥ずかしすぎて。
康二は康二だし、翔太は翔太で定着してるから呼べる。
けど、めめを「蓮」と呼ぶのは…
岩「(…上手く切り抜けよう)」
そう考えた俺は、立ち上がろうと腰を浮かすが。
目「——だめだよ」
岩「…?!」
めめにすぐに両肩を抑えられ、片手で両頬を掴まれた。
さっきとはまた違う、熱を孕んだ顔。
目「逃がさないよ」
目「言ってみ?蓮って」
岩「……言わない」
目「なんで?恥ずかしい?笑」
めめの口角が悪戯げに上がる。
岩「(楽しんでるな、こいつ…!)」
そう思った俺は、両頬を掴んでいる腕を掴み返し、笑ってみせた。
岩「めめだって俺のこと岩本って呼んでるじゃんか!恥ずかしがってんのはそっちじゃないの?笑」
きょとんとして固まっているめめを見て、どうだ!言ってやったぞ!!と心でガッツポーズ。
目「ふーん。なるほどね」
岩「?」
めめの顔がすぐに悪戯顔に変わった。
この顔のめめはろくなことが無いので逃げようとするが、押さえられていて立てない。
岩「…ちょっ、」
すかさず伸びてきた大きな手が、俺の両手首を容赦なく捕らえる。そして、ソファの背もたれ…俺の頭上に押し付けられた。
完全に身動きが取れなくなり、視界に入るのは、満足そうに俺を見下ろすめめだけ。
逃げ場のないこの状況に、視線と息が上がる。
そして追い打ちをかけるように、めめは更に距離を縮め、顔を耳元へ寄せてきた。
岩「…っ、、」
思わず、ぎゅっと目を瞑る。
目「…照。」
岩「…ぁ、」
甘く、低く、囁かれた自分の名前。
鼓膜に直接届いたその声に思わず身体が震えてしまう。
目「ふは、顔真っ赤笑」
そのまま赤く染まった頬を、指先でなぞられる。
目「俺はこうやって、いつでも呼べるのに。…ひかるは呼んでくれないの?笑」
岩「〜〜///っ!」
岩「分かったよ、!」
そう言うと、めめは俺の両手首から手を離し、しゃがんで座っている俺と目線を合わせた。
膝に腕を置き、頬杖をつきながら待っている。
岩「……れ、ん」
目「んー?もう少し大きな声で」
岩「れん…!」
目「…よく出来ました。笑」
めめはそう言って、恥ずかしさで火照った俺の顔を両手で包んだ後。俺の額へそっと口付けた。
目「今日はずっと顔真っ赤だ笑 熱でもあるんじゃない?」
岩「誰のせいだと…!」
目「ごめんごめん笑」
目「かわいすぎるんだもん。」
岩「そういう問題じゃない… 」
目「俺にとっては大問題だけど?」
岩「…みんなの前では無しだからね」
目「はいはい。努力します」
その後。仲良く恋人繋ぎで帰った2人でした。
最後まで読んでくれてありがとうございました🫶🏻🫶🏻
お次はゆり組さんです😽
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