テラーノベル
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土曜日。
マルク
「おー、よく来たのサ」
ソード
「マルクさんっ!話ってなにー?」
マルク
「あの日も聞いたけど、
店主が好きなんだろ?」
ソード
「そっ、それは!
僕が店主さんのことを
好きとかじゃなくて、
店主さんが僕のことを
好きにさせたんだもん!」
マルク
「それを恋って言うのサ」
マルク
「で、さぁ………
ボク、君と店主が会う前から
マホロアのこと知ってたのサ。
あ、店主になる前のマホロアって意味ね。」
「そんで、”オレ”もマホロアが好き。
いや、どの並行世界のマホロアでも、
ぜーんぶ好きかな。」
マルクさんはニヤリと笑う。
ソード
「はっ、えっ……?は?えっと…」
マルクさんは続ける。
マルク
「でも、君の恋を邪魔する気はないぜ?
オレは紳士だしなー。」
「だから、協力しようぜ?
オレはチビを狙うから、店主は譲る」
ソード
「だっ、ダメだよ!店主さんじゃない方の
マホロアはまだ子供…、」
マルク
「アイツの精神を治す方法なんて
オレならいくらでもあるんだぜ?」
「別世界から店主が来ちまったせいで
都合悪いからそんままなだけ。」
ソード
「でっ、、でも……」
マルク
「まあ、協力しないならオレはそれでいい。
二人とも貰うだけだ。」
ソード
「っ!」
マルク
「どうするぅ?ソード。
オレは譲ってやるって言ってんだ。
どう言う意味か……流石のお前でも
分かるだろ?」
「店主でもオレは問題ないんだぜ?
チビを守りたいっつーなら、
店主を差し出せ。」
ソード
「……マルクと協力すれば、
店主さんと付き合えるの?」
マルク
「保証してやる」
ソード
「ほ、本当?」
「………じゃあ、
よろしく」
マルクに向かって手を差し出した。
マルクは手が無い代わりに羽を置いた。
あぁ、罪悪感でぐちゃぐちゃな自分を
“あの”店主さんは
受け入れてくれるのだろうか。
いや、あの優しくて完璧な店主さんなら
受け入れてくれる。そうに違いない。
……だって、
僕の店主さんなんだから。
コメント
12件
まさかそこで組むなんてね・・・マホロア愛されすぎだわ シミア「君もでしょ」