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わいえむ
75
おかおに
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題名だけでも何もチーフかわかるよね?
注意
ほとんど無いですがごく僅かですなじゃっっっかんナチにて
神話のネタ?あり
戦争賛美の意図はありませんがそう捉えられても仕方のないような表現があります、しかし主にそういった思想はありません。
大丈夫な方はどうぞ!!!
コツコツと静かな部屋にペンの音だけが響く
部屋にはいつもなにを考えているのかわからない同盟国
いつもはイタ王が騒ぐが今日は良いのか悪いのかおらずひどく静か
…
すこし気まずい
早く終わらせて帰ろう、俺だけ家が遠いんだ
そんな事を考えていたら
「そういえば日帝、また酷い怪我をしたそうだな、具合はどうだ」
「えぇ…」
いきなりの質問で返事に戸惑う
相手は此方を見ず淡々と続ける
「戦いで怪我人、死人がでるのは当たり前だ、だがお前は明らかに酷い怪我をする、そして治れば懲りずまた国でありながら最前線へ行き、また大けがをする」
コツリとペンを置きこちらに深紅の瞳を向ける
「俺にはお前の考えが理解できない、なぜそこまで自己を犠牲にすることを厭わない?確かにこの戦いは勝たなくてはならない、だからと言ってお前は過激すぎる、一歩間違えば破滅するぞ」
…
少しの沈黙
「そうですね…」
自分でも上手くまとまらないこの感情をどうやって彼に伝えようか…
「…昔、師匠…あなたの祖父であるプロイセン殿からギリシャの神話を聞きました」
「父ダイダロスとともにミノス王の迷宮に閉じ込められたイカロスが父から与えられた蝋の翼で脱出を試みました。」
「しかし父からの忠告を聞かなかったイカロスは太陽に近づきすぎ蝋の翼は溶け地に落ち命を落としました」
「…その話がなんだ?」
「どう思いますか?」
「質問の意図がわからん…………まぁ愚かだな、父から忠告を受けたのにその忠告を聞かずそうなった」
「ですよね、初めて聞いたとき私もそう思いました…」
「しかし…今ではなんとなく分かります…上手く言葉にはできないのですが例え滅びるとしても止まることはできないのです」
「俺にはわからないな」
「それでいいのですよ」
コメント
1件
感想をありがとうございます。第1話、じんわりと重く、静かな緊張感が印象的でした。 特に、ドイツが「なぜそこまで自己を犠牲にするのか」と問いかける場面、そしてそれに対する「例え滅びるとしても止まれない」という答えに胸が締め付けられました。イカロスの逸話を比喩に使うことで、自己破壊的な覚悟がより深く感じられます。 「それでいいのですよ」という最後の台詞の、どこか諦観と優しさが混ざったような距離感が、とても好きです。続き、気になります。