私は今更気付いたことに驚きを隠せないでいた。
だ、だって……初恋の人が…私の大嫌いな陽キャだったんだもん……。
大……嫌いな……。
………
ズキンッ
私は、この言葉を自分で繰り返したら、胸が締め付けられるような痛みが走った。
な、何……?
私は最近、こういう事がよく起こる。
さも君に可愛いと言われた時とかはドキンと胸が高鳴り、こう言った大嫌いなとかマイナスな言葉は私の胸を痛ませる。………これは、どういう症状なの?!物理的な病気とかではないだろうから………。
心的な…?う〜ん……ストレスとかは溜め込んでないからなぁ……。他の病気とかで言ったら………
恋の病?
「ななっし〜……、、今、…聞いていい?」
「んっ?」
何を聞くんだっけ?
もう何か今情報量が多すぎて頭がパンクしてます()
「ななっし〜、」
さも君は、夕焼けの光が当たっているからか、少し顔が赤く見える。
「好きです。 付き合ってくださいっ!」
…………えっ、あっ……。聞いていいってそういうことですかっ!?
「えっと……」
「…………」
さも君は私を真剣に見つめる。
さも君は、私を今日沢山エスコートしてくれた。いかにも、『最高の彼氏』みたいな雰囲気だった。
だけどさ……、、、ここで好きって言っちゃったら、さも君は勘違いしちゃう?しゃもさんが好きだから、さも君の告白を受け取ったって……。
私、…そんなの嫌だよ……?
私、ちゃんと…さも君のことが、好きなのに……。
えっ、好き……?
へっ!?私、無意識にさも君のこと好きって思っちゃった!?
………………こ、これが私の気持ちなのかな……。
私は、さも君が……好き……?
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私は、ずっと君の手を繋いでいたかった。
できる事なら離さずに、ずっと握っていて欲しかった。
でも、いつかは離れ離れになっちゃう。
私は、それが怖い。
離れたくない。
ずっと好きでいてほしい
それがわたっし~の叶わない気持ち
ーーーーーーーーーーーーーーーー
………
昔、しゃもくんへと思う気持ちが破裂しそうになったことがあった。
しゃもくんが好きで……愛していて…、でも、離れないといけない…、、、、
みたいなことがあって、泣きそうになりながら呟いてたなぁ…。
…………私、…今もそんな気持ちかも知れない…。
でも、私はその気持ちをずっと閉じ込めていた、、、のかも知れない……。
髪をくしゃくしゃに撫でられた時、最初らへんは本当に嫌だなぁって思ってたけど、最近は、照れくさくて……嬉しくて…でもその気持ちを分かりたくないから自分に嘘をついていたのかも知れない……。
……私は、
………私、、、、、
私の、本当の気持ちは……
「さも君が……昔も、今も!!、さも君が……、、、大好きですっ…。こちらこそ、付き合ってください……!!!」
さも君の事が好きなんだ…っ!
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わぁぁ!来ちゃ!