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自担がイケメンすぎる。むり好き。
っていうことでどうぞ !( ???? )
ガチャと共通スペースの扉が開かれる
そこに入ってきたのはいつもの青色――
ではなく、珍しく俺の後輩、初兎だった。
桃「お前がここに居るの珍しいじゃん。」
白「そうっすかねー?」
なんていつも通り、明るいトーンで話し続ける
声とは比にならないくらいの部屋の静かさで、一気にまたシーンと静まり返る。
それに対してなにか気まずくなったのか話題を振ろうと考えているのがよく伝わってくる
白「あ、そだそだ!」
白「先輩の好きな人、話せてます?」
急に口を開いたかと思えばなんてことを…。
なんて口をモゴモゴさせながら返答を考える
桃「……あー、うん。再開して仲良くできてるよ。」
白「ほぇー!よかったですね!」
なんて目を輝かせながら祝いの言葉を発す
こいつって本当に優しいな。刑事に向いてねぇ。タヒ体とか見ることになるのに…
すぐ仕事について考えてしまう俺はそんなことを考えながらも初兎と、会話を交わす
桃「……お前は? お前は救いたい人のためになにかできてるの?」
そう訊くと、目を大きく見開き、小さく頷く
明らかに元気無くしたな、これ。やっちまった。
白「少しだけ…、でも……やっぱ相変わらずです…笑」
頬を指で1掻きする
ふーん、コイツ。本気なんだな。なんて察す。
桃「……まっ、俺は脈ナシだと思うけどね〜笑」
白「……、諦めちゃうんですか?」
そうこっちを真っ直ぐ見つめて問いかけてくる
……なんだよコイツは…、もう。
白「せっかく叶えられるかもしれないっていうのに…っ、諦めるんですか?」
白「……っあ、ごめんなさい……。」
シュンとした表情はまるで犬耳が生えているかのように思えてくる
なんなんだよコイツ。本っっ当に調子が狂う
桃「……笑」
桃「お前も、頑張れよ。」
桃「こんどその人の写真見せてねw」
そう笑って頭を軽くぽんぽんと2回ほど叩くと俺は席を立ち、持ってきたファイルを手に取り、部屋を後にする。
桃「バーカ、お前に言われるほどじゃねぇっての…笑」
続く…