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教室リーグ~底辺モブ生徒が分析スカウターで超名門校の序列をぶっつぶす~
第104話 - 第104話 【残酷な試練】ゲームマスターの盲点!何も知らない太陽に「正義」の刃を突きつけろ
12
889文字
2026年06月15日
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#主人公最強
ウサギ様
431
麗太
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5,470
だが俺は澄玲の手を取ってから気づいた。
彼女のその完璧な脚本にある、たった一つの、しかし致命的な「欠陥」を指摘した。
俺は、最大のリスクを確認する必要があった。
「待ってください。その脚本には最も重要な視点が、一つ欠けている」
澄玲は、楽しそうに目を細めた。
澄玲「ほう?何が?」
俺は、この壮大な脚本に関わる最も危険な名前を口にした。
奏「あなたの弟天宮蓮司くんは、どこまで知っている?」
俺のその問いに、澄玲は心底、楽しそうにそしてどこか誇らしげに微笑んだ。
澄玲「あの子は、天才よ。もちろん、ある程度は気づいているわ」
「このディベート大会のテーマが、ただのありふれた議題ではないこと。私が、意図的にわが母校の生徒たちの魂を揺さぶるような『問い』を、投げかけていること。そのくらいは、あの子もとっくに見抜いている」
澄玲は続ける。その声には弟への深い愛情が滲んでいた。
澄玲:「けれど、あの子が理解しているのはそこまでよ」
「あの子にとって、この大会はあくまで未来の人材を育てるための高尚な知的な遊戯。まさかその裏で私があなたのような、逸材と手を組んで『大槻』を追い出そうとしているなんて、夢にも思っていないわ。もちろん彼は7年前の三上卓哉くんの事件のことも知らない」
「なぜなら、あの子の世界には、そもそも私たちがこれからやろうとしているような、人間の汚さや醜い復讐という概念が存在しないのだから」
俺は、彼女に冷たい現実を突きつけた。
「その蓮司くんが、この計画を素直に受け入れるとは思えない。彼にとって大槻は、恩師であり父親のような存在のはずだ。彼の純粋な『正義』が、俺たちのこのやり方を許すとは思えない」
俺の、その問いに澄玲は初めてどこか哀しげな笑みを浮かべた。
澄玲「ええ。その通りよ。あの子は、全てを知れば、きっと誰よりも苦しむでしょうね」
「けれど心配はいらないわ。あの子が最後に、選ぶのは個人的な『情』ではない。彼が信じる絶対的な『正義』よ。そしてこれが彼をひとつ、成長させるきっかけにもなる」
「『正義』が、どちらにあるのかを、彼に教えるのが私たちの役目でしょう?そこは私に任せておきなさい」
コメント
1件
うわあああ第104話!やっと来た蓮司くんの存在がクローズアップされた回だね…! 奏くんが脚本の“欠陥”を見抜いて蓮司くんの名前を出した瞬間、マジで鳥肌立ったよ😭💕 澄玲さんの「あの子は天才よ」って言い方に込められた姉としての愛情と、同時に彼の正義がどう動くかを見極めようとする冷徹さの両方が感じられて、もう感情が忙しすぎる!!! 「あの子の世界には人間の汚さが存在しない」って台詞、胸に刺さりすぎてしばらく動けなかった…蓮司くんがこの後どんな顔するのか想像しただけで泣きそう🥺💔 次回が待ちきれないよー!!