「佐奈、、、お前何持ってんだ、、、?それ。」
「え?なんか偽物の巻物ってやつです!!」
「偽物、、、?あっ!それを本物とすりかえるんじゃない?!リーダー?!」
「確かに、、、そうすればいいのか、、、とりあえず、棚においておこう。」
私の部屋の棚に偽物の巻物をおく。そして、
「じゃあ、本物の巻物を探しましょう!」
私達は、1階、2階、外を手分けして探した。
「通話機能がついたイヤホン買っといて正解でしたね♬」
「借金また背負ったけどな(´;ω;`)」
「まあお宝盗めば、それでよし。」
私達は一つ一つ探す。すると、
「リーダー、リーダー!」
「なに?佐奈。」
「なんか、お花畑みたいなとこがあります〜!チョウチョがいっぱいです〜!」
佐奈の笑い声が聞こえる。佐奈は昔からおっとりしていて、任務とかには、あまり向いていない。
「ほら、いいから探してくれ。」
「あれ?なんか、箱がありますよ〜?」
「え!?中に何が入っている!?」
「えーっと、「執事長の書き置き2」っていうのがありますよ〜!」
「2だったら、1もあるのでは?リーダー?」
「たしかになそれは読まずに、箱にいれとけ。」
「でも待ってください。そこから、私達の部屋までカーペットはなかった、、、持ってきてもいいのでは?」
「たしかに〜!さすがユメさん!」
ユメは記憶力と勘がいい。パズルとかは、1回揃えると、パズルの位置を覚え始める。すると、
「おお、メイド。」
「あっ!こんにちは、ご主人さま〜。」
「、、、ああ。なんだ、なんで外にいる?部屋で大人しくしてろ。全く。」
「あっ、、、すみません、失礼しま〜す。」
ご主人さまは外のテラスのようなところへ向かわれたようっすだった。
「ふわ〜、、、なんとかバレずに本持ってこれました!」
「よし、部屋に持っていけ!」
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