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こんにちは〜
どぞ!
目が覚めた日から1週間後──
「あ、夜咲さん」
「馨くん?」
「無陀野さん御一行が到着したみたいですよ」
「ん、わざわざ伝達ありがとう」
「いえ、では失礼しますね」
「うん、じゃあね」
(馨くん嬉しそうだったなぁ…)
馨からの伝達を聞きそんな事を考える
翌日
任務を遂行していると1本の電話がなった
「…はい」
「どうかしました?副隊長」
〈あ、夜咲さんお疲れ様です〉
〈任務中にすみません…〉
〈羅刹の生徒が血を使ってしまったらしく…〉
「…なるほど」
〈一人迎えに行ってほしいんですけど…〉
〈行けますか?〉
「了解、任務をすぐに終わらせ着替えて向かいます」
「位置情報と名前を送っといてください」
〈ありがとうございます!〉
任務をすぐに終わらせて着替えてから
送られた位置情報の場所へ向かう
「おまたせナツくん」
「えと、偵察部隊の人であってる?」
「うん、月歌だよ」
「あ!あの時の!久しぶりだな!」
「そうだね」
「とりあえず行こうか」
「おう!」
そう言い隠れ家の入口に向かう
「着いたよ」
「ここ?」
「路地裏じゃん」
「ほら、ここから降りて」
「おぉ〜!」
そう言いマンホールを開けて
下に降りてみんながいる場所へ向かう
「副隊長」
「あ、夜咲さん!」
「すみません、任務中に…」
「いえ、大丈夫です」
「馨さん!」
「やぁ、ナツくん」
「では、私は次の任務に行きますので」
「はい、ありがとうございます!」
「ナツくんこっちだよ」
「おう」
そんな会話を聞きその場を後にする
数時間後
報告書を書いているとまた電話が鳴った
「はい」
〈位置情報送るから今すぐ来い〉
「…了解」
「急いで向かいます」
電話を切り
すぐに向かい真澄と合流する
「…どうしたんですか?」
「けっ…」
「無陀野のとこのガキが一人消えたんだとよ」
「それは探さないとですね」
「その気持ち悪ぃ敬語やめろ」
「いえ、仕事中なので」
「そうかよ」
「…それで」
「その生徒を探せばいいんですか?」
「そいつが拉致られた事まで調査済みだぁ」
「意外と調べがついてるじゃないですか」
「…桃に攫われたんですか?」
「まぁ、桃が関与してるのは間違いねぇが」
「攫ったのは一般人だ」
「関東ナッツ連合っつう奴等らしい」
「…となると22部隊の桃じゃないですね」
「チッ…」
「だからめんどくせぇんだよ」
「仕事増やしやがって…」
「とりあえず場所を突き止めて…」
「無人と副隊長に報告ですね」
「分れて調査するぞ」
「了解」
そう言い別々に溜まり場を探す
探し始めてしばらくたった時
一般人に紛れて探していると気になる内容が
耳に入った
「ほんとに大丈夫なのかよ…」
「あの人何もんなんだろうな…?」
「あの人には逆らえねぇよな〜」
半グレ達がそんな事を話している
(…ちょっと話聞くか)
「あの〜…」
「お兄さん達なんの話ししてるんですか〜?」
「あ?誰だお前…」
「この子めっちゃ可愛いくね?」
「逆ナンってやつ?(笑)」
「まじかよ〜(笑)」
「他の奴等にも自慢しようぜ(笑)」
「お姉さん暇なの?」
「ちょっと着いてきてくれない?」
「俺らの仲間とも遊ぼうぜ?」
「え、いいの?行きたーい!」
「めっちゃ乗り気じゃん(笑)」
「じゃあ行こうか」
(この人達チョロ過ぎじゃない?)
そんな事を思ったが何とか取り入る事に成功した
色々話を聴きながらついて行って着いたのは
キャバクラだった
「ここだよ」
「じゃ、中入ろうかお姉さん」
「…お断りします」
「遠慮しなくていいって(笑)」
「ほら」グイッ
腕を掴まれて普通に痛い
「…痛い、離してください」
「照れてるの〜?(笑)」
「はぁ…」
「…ごめんなさい」
そう言い半グレ達の首を叩き気絶させる
「…真澄隊長話は聴こえてたでしょう」
〈あぁ、ソイツらチョロ過ぎるだろ〉
「まぁ、そうですね…」
(心配になるほどにね…)
「とりあえず位置情報送りましたので」
〈ん、一回戻るぞ〉
「はい」
そう言い真澄と合流し地下に戻るのだった