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きんとき視点
シャークんに告白された俺は少しの罪悪感とそれを上回る大きな希望があった。
今日は、きりやんに告白をしようと思っているからだ、OKされたらどうしようとるんるん気分で約束の場所についた。
きりやんはもう来ていて、俺に気が付き大きく手を振りながら近づいてくる。
きりやんはなぜか嬉しそうだった理由をなんとなく聞いてみると。
「今日、好きな人に告白するんだ」と照れくさそうにいった、その時気付いてしまった。
きりやんの好きな人は俺じゃないということを。
きりやんは黄色と紫色の服していたから。
違っていてほしいと思いながら恐る恐る聞いた、「誰が好きなの?」と。
そしたら案の定「スマイルだよ!」と返ってきた。
俺は頭が真っ白になった、好きな人の好きな人が俺の弟だということが、だとしたら付きまとわって来る理由がわかる。
今思うとスマイルのことしか聞いてこなかった、『どんな子がタイプ?』とか『男とはいける?』とか。
俺がきりやんのことが好きなのを知らないできりやんは聞いてきた。
「好きな子いる?」と俺は少しためらい「きりやんが好き」と伝えた。
もう無理だとわかっていても気持ちを伝えたかった。
きりやんは申し訳無さそうに断ってくれた。
俺、スマイルの事好きだったんだよ、愛していたんだ。