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1話の続きです!
1話を読んでいない方はまずそちらから!
では行ってらっしゃい!
— 岳は宗汰の強引な抱擁にドキドキしながらも、心の奥では嬉しさが満ちていた。甘えん坊の子犬のように、宗汰に寄り添う自分が少し恥ずかしいけれど、彼の温もりが心地よくて、離れたくないと思ってしまう。
「岳、どうしたの?そんな顔して…恥ずかしいの?可愛いなぁ」
と、宗汰がその笑顔で岳の頬をつねる。岳はますます赤面し、思わず目をそらしてしまう。 「ち、違うよ!何も恥ずかしくなんか…」
と、言いかけたところで、宗汰が近づいてきて、耳元で囁く。
「でも、岳が可愛いから、もっと甘えさせたくなるんだよね。」
その言葉に岳は心臓がドキドキし、思わず宗汰の胸に顔を埋めてしまった。
「もう、やめてよ…恥ずかしいんだから…」と、小さく呟く。 すると、宗汰は嬉しそうに笑って、
「でも、岳がこうやって甘えてくれるのが好きなんだよ。もっと一緒にいたいな」
と言って、岳を優しく抱きしめる。 その瞬間、岳は心の中で自分の気持ちに気づく。
「宗汰くんが好きなんだ…」
と。岳は恥ずかしさを抱えながらも、その思いを言葉にしたいと感じていた。
「宗汰くん、僕…」
と言いかけたところで、宗汰が
「岳、俺も好きだよ」
と言って、岳を見つめる。その目には真剣さが宿っていて、岳は驚きつつも、心が温かくなった。
「だから、これからもずっと一緒にいてほしい。付き合おうよ。」
と、宗汰が真剣な表情で言った瞬間、岳は幸せでいっぱいになり、涙が出そうになった。 「うん、僕も一緒にいたい…!」
岳は心から答え、二人はそのまま抱きしめ合った。
続きは3話