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ローアの戦闘訓練場
カービィ
『ローア?マホロア見ててー。』
ローア
『はいはーい。』
カービィ
『よし、戦おっかぁ。』
『まぁコピーはソードでいっか。』
マルク
「ソード。2対1とは言え相手は強力なのサ。
気をつけるのサ」
ソード
「そうなの?」
マルク
「そうなのサ。」
僕は被っている兜を深く被り直し、
剣を持った。
カービィの方も準備が終わったようだった。
カービィ
『ふぅ………
二人してかかってきな。
僕は容赦とかしないから。』
雰囲気が変わった。
戦闘時だけ性格が変わるタイプだろうか。
ソード
「えーい、回転切り!」
グルグルと剣と自分を回して
相手に当てる回転切り。
カービィ
『隙。』
バック宙で回避され反撃される。
カービィ
『切り上げスラッシュ。
からのメテオエンド』
ジャンプしながら剣を上まで切り上げた後、
下に勢いよく叩きつける、
切り上げスラッシュと
メテオエンドのコンボを
まともに喰らってしまう。
痛い。
僕もよくやる技のコンボなのにおかしい。
利き方と言うか、
痛みはここまでではなかったはず。
何これ何これ
マルク
「マルク砲!」
カービィ
『っあ』
マルクから太いビームが放たれ、
カービィはそのまま喰らう。
カービィ
『いっ……』
痛がりつつもマルクの方へ行き、
カービィ
『スピニングソード
からの兜づき』
空中で剣を外側に一回転。
からの下に剣を突き刺した。
マルク
「ぐぁ……っ。
ブラックホール!」
マルクの体がパカリと割れ、
その割れた間から黒い球体が出てきて
空気ごとカービィを吸い込んだ。
カービィ
『やべっ……』
天井に異空間ゲートが開いた後、
カービィが勢いよく床まで叩きつけられる。
カービィ
『うちのマルクより強い……
でも。』
『たてぎり
ソード百烈切りからの決め切り』
マルクに向かって素早い連撃が加えられ、
マルクが壁まで吹っ飛ばされてしまった。
ソード
「マル、」
カービィ
『隙。回転切り』
マルクに向かって走っていった僕を
容赦のない一撃が襲う。
僕よりため時間が少ない回転切りで
僕も倒れてしまった。
カービィ
『マルクは一人で戦う前提で
協力し慣れてない。
それに最近は戦ってなかったのか
判断能力が衰えてる。』
『ソードの方は逆。複数人前提だ。
二人だと厳しいため時間に
乏しい攻撃力。』
『二人の相性は良さげだけど
二人で協力して戦ったことがない。
だから人数有利でも負ける。』
『敗因はこんなところかな。』
ソード
「うぅ……」
体はもう傷だらけで動けない。
………店主さん。
マルク
「また、しても……カービィに負けたのサ……
マホロアのために、勝ちたかった………」
カービィ
『マホロア?何でここでマホロアが出るの?』
マルク
「………好きで、両思いだったから…」
カービィ
『両思い?マホロアと?君が?
どうしてそう思うの?その根拠は?』
マルク
「根拠……根拠、は……」
カービィ
『根拠がないならさ、』
『ただの妄想じゃないの?』
ソード
「……そうだけど、でも………」
マルク
「違う。違う違う違う違う。
そんなんじゃない。
ちゃんと両思いで、それで……」
カービィ
『マホロアがマルクに?
マホロアはマルクのこと、
嫌ってるものかと……』
マルク
「嫌われてねぇ!!
オレら、オレ、は………」
カービィ
『でも……マホロアが、』
マルク
「お前なんかがあの子を否定するな!!」
ガギャァン!!!
マルクの硬い羽を
何とか剣で受け止めるカービィ。
あんな自暴自棄なマルクは初めて見た。
マルク
「お前なんかがあの子の思い出を!!
記憶を!!全てを!!
否定していいはずない!!」
「殺したくせに!!人殺し!!」
カービィ
『マルッ……』
マルク
「思い出を否定出来るのは誰だって居ない!
許されるはずない!
そんなのオレが許さない!」
マルクは涙を流しながら羽で攻撃を続ける。
カービィ
『いっ……今目の前にいるのは!』
マルク
「分かりきってる!!
お前はそっくりなだけで、
オレの世界の
カービィじゃないことくらいな!!」
「でもだからと言って否定していいはず、
ないだろッ!!」
カービィ
『………ごめん』
ソード
「マルク……さん」
マルク
「………オレは行く。」
ソード
「マルクさんっ、待って!」
マルク
「待たない。じゃあな。
約束、破ってごめんな」
マルクさんはローアを出て行ってしまった。
カービィ
『あはは、ちょい言い過ぎた……
マホロアが関わるといっつもこう……
もう少し制御出来るように
ならないとな……』
『ローア、僕もう眠いから寝るね』
ローア
『えっ、待って?ベット行って?』
カービィ
『運んで置いて………すや』
ローア
『待って待って待って!!
お客さん放っておかないでよ!!』
ソード
「………」
ローア
『………』
『えっと……帰り道わかる?』
ソード
「分かる」
ローア
『………』
ソード
「………」
ローア
『………じゃあ、えっと……
お帰りください?』
ソード
「まだ諦めてないもん」
ローア
『えぇ……マスターはローアのものだし……』
カービィ(寝言)
『ちがぅよ……マホロア、はぁ………
僕が、もらう…もん』
ローア
『寝言で会話しないで?』
ソード
「店主さんに振られたけど諦めきれないもん」
ローア
『振られたんだ……
ならなおさら諦めてもらって……』
カービィ(寝言)
『ローアも……振られた、のにぃ………』
ローア
『やめてやめて。それ夢見ただけって
ローアは信じてるから。信じてるから。』
ソード
「……今なら持って帰れるかな」
カービィ(寝言)
『そんなの、はぁ……許さないから』
ローア
『寝ながら殺しにくるからやめといたら?』
ソード
「…………
はぁ……今日は諦めるかぁ」
ローア
『今日だけかよ』
ソード
「帰るねー」
ローア
『自由人しか居ないのかよ』
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マホロア
『何この状況』
カービィ
『スースー』
マホロア
『何でここに居るのボク。
何でここに居るのキミ』
ローア
『なんかワープスターの座標を
ローアにしたんだって』
マホロア
『化け物カヨ』
ローア
『色々一悶着あって大変だったんだから』
マホロア
『そうナノ?ゴメン』
ローア
『いいよ』
カービィ
『はっ!!
マホロアの声がする!』
マホロア
『オハヨ、カービィ』
カービィ
『マホロアおはよう。
昨日外で寝てたけど大丈夫だった?』
マホロア
『多分大丈夫。』
カービィ
『よかった!キッチン借りるね!』
マホロア
『急ダナ』
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カービィ
『テテテテー(某ゼル○の音)』
『ドーナッツ作った!!』
マホロア
『朝からドーナツ重くナイ?』
カービィ
『バレンタインだし平気平気』
マホロア
『バレンタインに胃を強化する
アップデートはないんだヨ』
カービィ
『まあ多分平気っしょ!』
『はいマホロア。あげる』
マホロア
『アリガト。
あ、ウマい』
カービィ
『僕って何でも出来ちゃうからね!』
マホロア
『歌以外ネ』
カービィ
『マホロアの為に歌ってあげようかな』
マホロア
『ごめんなさい。勘弁してくだサイ』
カービィ
『いいよ。』
=完=
コメント
3件
番外編はどうなるかな? 胃の強化w やっぱいつものがいいよね マルクは諦めたのかしら
ご覧ありがとうございます! コレにて”本編”は終わりです ”本編”は……ね? 今見返したけど胃を強化するアップデート草