コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
こんにちは!今回ホラーに挑戦してみたいと思います!
⚠️注意⚠️
ホラー 微BL? 🤪🍣 🍣さん亡くなっている設定です。地雷さんブラウザバックでお願いします🙇
🤪)はぁ…
仕事終わり、街灯と店の看板で明るい夜の街の中、重い足取りで歩いていた。
🤪)この歳になって彼女なし…出会いなしかぁ…
そう、この俺は彼女もいないし、出会いすらないのだ。
ヒラッ
🤪)…ん…?
自分で言ってダメージを受けながらふらふら歩いていると、赤い封筒が目に入った。
🤪)なんこれ、封筒…?
ペラッ
その中には、一人の男性のプロフィールのようなものが入っていた。
🤪)乾…ないこ…?
そこに記載されていた内容がこれだ。
〈乾 ないこ 〉
行年:二十五歳
命日:令和◯◯年☓☓月▲日
こちらは、台湾に伝わる死者と生者を結婚まで導く〈冥婚〉という文化のものです。
この封筒を拾ってくださった方は、〈乾 ないこ〉との結婚を認め、死者である〈乾 ないこ〉を愛すことを誓った事になります。尚、封筒を拾ったのにも関わらず、結婚を認めないことは許されません。誰かがこの封筒を拾ってくださることを願っております。
〈拾ってくださった方へ〉
電話番号…◯◯◯-▲☓☓-◯☓▲
🤪)…は…?いや…いやいやいや、!死者と、生者の結婚…?あるわけ無いやろ、!?あり得ん、うん…!
そう、この赤い封筒は一昔前に流行った、『拾ってはいけない封筒』…〈冥婚〉のものだった。
🤪)でも、どうしよ…これ、交番?気味わりぃし…いや、でも…電話かけみるか…
戸惑いながらも、プロフィールに記載されていた電話番号にかけてみることにした。
トゥルルルル…トゥルルルル……ピッ…
🗣️)もしもし…!
🤪)あ、もしもし〜、
🗣️)もっ…もしかして!ないこの…拾ってくれた…!
🤪)あ、はい、でも…その、これ…台湾の文化ですし、そもそも生者と死者って不可能だし、俺、男なので、同性の結婚は国にも認められてないので、拾わせていただいたんですけど、こちらのお話、お断りさせていただきますね、
🗣️)ッはぁッ…?!ひろっ…拾ったんでしょう?!拾ったんなら結婚しなさいよっ!どうせ、どうせあなた!結婚どころか彼女すらいないんでしょうっ?!ならッ!私の息子嫁でも婿でも良いから貰いなさいよッ!?ちゃんと中身にも書いたわよ!?『断ることは許されない』って!
🤪)あー、ですから…!国に認められてない同性の結婚と、生者と死者って言う不可能なことをすることはできないと言ってるんです…!何も、息子さんのことを拒絶してるわけじゃなくてですね…!
🗣️)ッ…!認めなくてもいいから…!とりあえず電話番号と一緒に書いてある住所に来て頂戴…
🤪)…わかりました。ですが、認めなくても良いと仰ったので、そこから無理矢理結婚させるとか、脅し紛いのことをされた場合は警察に連絡させていただきますから
🗣️)ええ…いいわ…
🤪)はい…では…失礼します…
ピッ…
まずい…まずいことになった。そんなもの拾うバカがいるのかと思っていたのに…その話題になったものを忘れていた。
🤪)これからっ…どうすればいいんよ…