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〜上品,幸福,慕情〜
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あれから一週間が経った。
だが、がっくんは元気そうだ。
明日退院できるらしい。
なぁんだ。心配して損した〜。
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ここはがっくんの病室
ドアノブに手をかけ開ける。
いつもと同じ風景。
いつもと同じようににこッと笑ってお迎えしてくれるがっくん。
『とやさんいらっしゃーい!』
「うん!」
『やぁっと退院っすねぇ..』
「ほんとだよぉ〜w」
他愛のない話。
最近は好きだ。
がくくんのおかげで好きになれた。
あまり接してこなかった人間関係も
最近はうまくいく。
「体の調子はどうですか?」
『バリ元気だぜ』
「ふはッw」
「良かったです。」
僕はあることをがくくんに伝えようと思った。
「がくくん。」
『なんすか?そんなにかしこまっちゃってw』
彼は僕の真面目な顔を見て、どうしたの?と優しく声をかけてくれた。
「がくくん。僕..」
「がくくんと結婚したい..//」
『ッ…!』
「だめ..かな…」
『ッいいっすよ..!』
『でも、俺の病気がちゃんと完治してからっすよ??』
「はい。わかっますw」
やった。がっくんと結婚できる。
これで、幸せになれる。
嬉しい。
そう思っていたはずなのに
どうして…神様は…
僕に
“意地悪”するの..?
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