「実は、私……」
「え?」
涙が止まらなかった。
俺達が出逢ったのは、3泊4日の修学旅行の広島に行った時だった。
木の下にいる彼女を一目見た瞬間、運命の人だって思った。それで俺は声をかけた。
「結婚してください!!!!」
「ふふ、君面白いね笑」
「ごめんなさーい笑」
あー!!!彼女いない歴=年齢の俺の、初めての失恋かーーーーー!!!!悔しい、すげぇ悔しい。
若干心残りはありながらも班に合流した。
ー数時間後ー
ホテルに着いた。でも、やっぱりあの子の事を忘れられない。ご飯を食べている時も、お風呂に入っている時も、あの子がずっと頭の中にいた。だって運命の人だからだ。
お風呂に入っている時、ふと気がついた。
「あ!あの子に名前聞いてねぇー!!」
明日あの子に名前聞こって思った。
ー次の日ー
戦争のことを学んでから自由時間になった。
(あの子またあの木の下にいるかなー。)
「ねぇねぇ、君名前なんて言うの?」
「私の名前?私の名前は、鈴木唯だよ!」
「いい名前だね笑」
「ありがとう笑」
彼女は少し照れているような気がした。
照れている顔も可愛かった。
結婚したい。
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